日本の夫婦たちのセックスは楽しい人と楽しくない人の二極化現象という結論
私が「となりの寝室 ニッポンの夫婦仲大調査」という著書を書いた時、AERA誌にいろいろインタビューを受けました。「子どもがいない夫婦は負け犬か?」「セックスレスでも仲良し夫婦はあり得るか?」「合コンに走る主婦層がいるのはなぜか?」さすが、アエラ様とうなづくような質問を矢継ぎ早に受けました。そんなAERAが、増刊号で「愛・結婚・夫婦」の特集を組みました。「妻たちのSEX白書 609人」は、私が2003年に行った「主婦の性白書 1609人」と対比して読むと、現在の日本の主婦たちの悩み・不満がジワリと浮き出てきて圧巻です。「AERA 夫婦特集は読み応え充分」 |
「セックスがとても楽しい人」は8%、「まったく楽しくない人」は14%と分かれるように、二極化傾向にあるのが分析結果です。おっしゃるとおり、「夫婦十人十色」ではありますが、性に関しては両極端に分かれてしまうのです。「となりの寝室」でもそういう結果が出ました。オルガズムの感じ方も「いつも得られる」人と「まったく得られない人」に分かれるのです。