日常で文句を言いたくなるシーン
長い結婚生活、いつも相手を好きでいられるとは限りません。時には「どうしてこんなに考え方が違う人と結婚したんだろう?」とイライラしてしまい、嫌みな口調で文句を言ってしまうシーン・・どなたも経験があるでしょう。特に仕事や育児で疲れているときに、相手が不愉快な発言や行動をした時に爆発することがありませんか?
あまりにもささいなことで、あとで冷静に考えると、どうしてあんなに腹が立っていたのだろう、と反省することもしばしば。
・妻側が文句を言いたくなるであろうシーン
●事例1:
朝、「今日は俺の方がはやく帰るから、メシの支度はまかせろよ」と、言ってくれた夫に、期待してルンルン唄いながら帰宅すると、夫はビール片手にテレビ鑑賞。夕食の支度はもちろんしていない。
「あー、めんどくさいから、ピザでも取るか」と酔っぱらい夫のセリフ。洋服も汚れた靴下もリビングに散らかっている・・洗濯物も取り込んでいない・・。
妻の笑顔、引きつる。
●事例2:
発熱した小さな子どもに心配する妻。「病院連れて行くけど、今夜ははやく帰ってね」と夫に頼む。夜になっても熱が下がらず、不安になってくる。夜中に帰宅する夫「俺が早く帰ったからと言って、熱が下がるわけじゃないだろ!」と冷たく言い放す夫。
上記は本当に夫婦喧嘩に発展したノンフィクション事例です。
夫婦喧嘩を回避するために、二人の間を円滑にするために何か方法はないのでしょうか。「お互いに文句を言わない」と決めておけば、明らかに険悪なムードは和らぐのでは?後半では精神科医の先生にいただいたアドバイスを掲載します。