実際の熟年夫婦達の嘆き
私が運営する夫婦仲相談所には「結婚20年もたったら、相手はただの同居人、子どもの親としてしか見ることができない」というような熟年世代からの投稿があとをたちません。
熟年になった時、手をつなげない夫婦をとがめるわけではありませんが、夫婦にとって触れ合う事はとても大切な行為です。小さな言い合いも、お互い触れ合うことが「ごめんね、いい過ぎた」というセリフよりも効を表すこともあります。
反面、50代・60代の方々から「うちは結婚40年たつけど、いつも一緒のお布団でくっついて寝ています。健康の秘訣です」「妻と手をつなぐと若返ります」「若いときから仲良くしておかないと、60歳になって急に仲良くはできません」というような、あたたかいお便りも届いています。この方々は、夫婦仲相談所に寄せられる悲壮なお悩み相談を見て、嘆いておられます。
「日本の若夫婦達が、こんなにたくさん婦問題で悩んでいる、我が国の未来はどうなるんだ・・」
いずれは熟年世代と呼ばれるようになる、20代、30代のご夫婦の皆さま、「きみに読む物語」を参考に、どうすれば80歳の時にお互い「愛してるよ」と言える夫婦になれるか一考してみてはいかがでしょうか。
●『きみに読む物語』オフィシャルサイト
●シニア向けサイト
●呆け老人と呼ばないで ルポ・21世紀癒しの国のアリス