ロングステイ/ロングステイ関連情報

近ごろの台湾ロングステイと最新事情2009(4ページ目)

政権交代で変化を遂げる台湾の最新情報をキャッチするためガイドが現地を取材しました。滞在情報はもとより、09年禁煙新法が施行された「無煙台湾」の現状や台湾新幹線、航空事情などを速報でお伝えします。

千葉 千枝子

執筆者:千葉 千枝子

旅行ガイド

世界金融危機の影響で駐在員にも変化が

ナイトクラブ
日本語ナイトクラブがひしめく林森北路
08年秋の世界金融危機による不況の影響は、台湾にも押し寄せています。数多くの日本人駐在員が暮らす台北では、本国への帰還組があとを絶たないといいます。また、日本語のナイトクラブがひしめく林森北路は、往事に比べ人影もまばら。とくに製造業やITの分野においては、約9割もの工場が大陸へ移転をしたため、人材の空洞化も叫ばれているのが現状です。また、円高の影響も見逃せません。天母地区にある日本人学校では、長崎への修学旅行をとりやめ、シンガポールに行き先変更をするなど、為替の影響が出ています。

重量オーバーが気になるロングステイには
CIのビジネスクラスが狙い目

大陸間の往来が増す一方で、日台では双方向の交流が、かねてよりさかんに行われています。台湾のナショナルフラッグ・キャリアチャイナ・エアラインCIは、日本に直行便を就航させて半世紀という節目の年。台北から成田を経由してホノルルへ飛ぶ便があることから、周年を記念したキャンペーンを展開するなど、三国間での交流も活発化しています。
CICクラス
チャイナ・エアラインのビジネスクラスが渡台の狙い目
法人の経費削減で、出張渡航の自粛令が渦巻くなか、比較的予約がとりやすくなったビジネスクラスやファーストクラスを利用するチャンスでもあります。手荷物の重量オーバーが心配な長期滞在者にとって、「エコノミークラスの重量制限では、ちょっと心配」ならば、次回の渡台をクラスアップさせてみてはいかがでしょう。

今後は、日本国内の地方空港を発着するチャーター便などを、増強するだろうといわれているだけに、地方発の日台ツーウェイの交流はますます促進されることでしょう。

【情報INDEX】
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世界のエアライン[All About]
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※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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