ノスタルジックなふる里の香り
4Wという埔里の馬市長(右)もやっぱり美人!ガイド千葉もチャイナドレスで会見に臨みました |
一瞬、ひと昔まえの日本にタイムスリップしたかのように思われるプーリー[埔里]の街並みには、旧きよき時代に想いを馳せ、郷愁を感じるひとが多いようです。
そうした土壌から、プーリー[埔里]市では一昨年来、日本人ロングステイヤーの受け入れに本格的に取り組みはじめ、体制づくりが、現在急ピッチで行われています。
今回二期目の当選を果たした、埔里市の馬文君市長みずからが、プーリー[埔里]を、日本人リタイアリーの第二のふる里として、安心して過ごせるよう、その陣頭指揮をとっています。
日本ロングステイ支援の会
言葉の支援ボランティアのみなさんは、流暢な日本語を喋る、品のよいひとばかりだ(埔里市役所の前で) |
そこで、プーリー[埔里]では、言葉のボランティアをする日本ロングステイ支援の会を発足。日本への留学経験者や教師などで構成されるボランティアのひとたちが、日本人が長期滞在するさいのお世話にあたるというもので、約70名近いひとがプーリー[埔里]市役所に登録をしています。
言葉の問題だけでなく、緊急連絡体制も整備されています。
ボランティアのみなさんは、市の職員が組織を司っているため、万一の急病や事故に備え、緊急連絡網をしき、すばやく対応できる環境づくりを行っています。
こうした取り組みは、日本の国交省にあたる国家機関・台湾交通部観光局の指導のもと行われていますから、地の利がない日本人でも安心してロングステイに臨むことができるでしょう。
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今回の取材では、プーリー[埔里]でロングステイをするさいの、具体的情報を数多く集めることができました。
Part2では、暮らすうえで重要な、滞在施設や生活物価、医療施設について特集をします。