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パスワードを盗まれないための3つの鉄則(2ページ目)

パソコンのさまざまな状況で入力するパスワード。これを守るには、どんなセキュリティソフトよりもあなたの心がけが威力を発揮します。その心がけるポイントを紹介しましょう。

内川 功一朗

執筆者:内川 功一朗

パソコンガイド

鉄則1:パスワードは「言葉」にしない!


パスワードを設定する際に一番多く使われるのが、生年月日や所有物などの身の周りにある名称や数字です。しかしこれらの「言葉」はパスワードを知られなくても推測される可能性がある、一番危険なパスワードといえるでしょう。ある意味、世の中に複製がたくさんある鍵を自ら選んでいるようなものです。

鍵
自分の財産を守る鍵が、この世にいくつも存在するとしたら?


しかし、パスワードを記号にしてしまうとそれを記憶することは大変な作業です。私も物覚えは良くないほうなので、毎回パスワードを憶える作業は一苦労します。
憶えるためには、毎日使い続けることが一番です。私の場合は脳の活性化と考え、パスワードが作るたびにそれを憶えることを楽しむようにしています。

記憶するのは大変
憶えることを楽しめるようになれば、それほど苦痛にはならないはず


最初は面倒だったり苦痛に感じるかもしれませんが、続けているうちにそれほど苦痛にはならなくなるはずです。大事なデータや資産を守るための鍵ですから、がんばって憶えましょう。

補足ですが、パスワードは「数字とアルファベットを使ってください」という制約のあるものが多くありますが、この場合に良く使われるのが「名前+生年月日」です。これは絶対に使わないでくださいね。

次のページで、2つ目の鉄則を紹介しましょう
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