鉄則1:パスワードは「言葉」にしない!
パスワードを設定する際に一番多く使われるのが、生年月日や所有物などの身の周りにある名称や数字です。しかしこれらの「言葉」はパスワードを知られなくても推測される可能性がある、一番危険なパスワードといえるでしょう。ある意味、世の中に複製がたくさんある鍵を自ら選んでいるようなものです。
自分の財産を守る鍵が、この世にいくつも存在するとしたら? |
しかし、パスワードを記号にしてしまうとそれを記憶することは大変な作業です。私も物覚えは良くないほうなので、毎回パスワードを憶える作業は一苦労します。
憶えるためには、毎日使い続けることが一番です。私の場合は脳の活性化と考え、パスワードが作るたびにそれを憶えることを楽しむようにしています。
憶えることを楽しめるようになれば、それほど苦痛にはならないはず |
最初は面倒だったり苦痛に感じるかもしれませんが、続けているうちにそれほど苦痛にはならなくなるはずです。大事なデータや資産を守るための鍵ですから、がんばって憶えましょう。
補足ですが、パスワードは「数字とアルファベットを使ってください」という制約のあるものが多くありますが、この場合に良く使われるのが「名前+生年月日」です。これは絶対に使わないでくださいね。
次のページで、2つ目の鉄則を紹介しましょう