叡山電車の「きらら」号に乗ろう
観光電車「きらら」の車内から紅葉を眺める乗客たち。絶景に皆、興奮気味だ。 |
叡山電鉄の始発は出町柳駅。京阪電鉄に乗り継げば大阪方面とダイレクトにつながっている。 |
鞍馬へは、昼間なら15分毎(土休日、平日は20分毎)に電車が出ているが、人気があるのは「きらら」という名の観光電車だ。どうせなら、1~2本見送ってもと、普通の電車を見送って「きらら」の到着を待った。
出町柳駅には雑多な電車が出入りして賑やかだ。 |
「きらら」の車内。左手の座席のみが窓側を向くなど、配置に工夫が見られる。 |
「きらら」の車内は観光電車にふさわしい。進行方向に向いたクロスシートはもちろんだが、窓の方に向いたペアシートもある。車窓から紅葉を鑑賞できるようにと配慮した座席だが、人気抜群で列の先頭に人たちであっという間に埋まってしまった。普通のクロスシートに座れたのはラッキーで、最初から立ったままの人も多い。車体ももみじ色に塗られ、気分は既に紅葉見物だ。
さて、いよいよ出発、「きらら」の旅が始まる。