鉄道/おすすめ鉄道旅行

京都・鞍馬の紅葉を電車に乗って楽しもう

京都市内から鞍馬まで30分ほどの路線の叡山電鉄鞍馬線。この沿線は紅葉の名所で、多くの人が訪れる。「きらら」という観光電車に乗って紅葉を楽しみたい。終点の鞍馬にもお楽しみがあるのでお見逃しなく!

野田 隆

執筆者:野田 隆

鉄道ガイド

叡山電車の「きらら」号に乗ろう

「きららの車内」
観光電車「きらら」の車内から紅葉を眺める乗客たち。絶景に皆、興奮気味だ。

出町柳駅
叡山電鉄の始発は出町柳駅。京阪電鉄に乗り継げば大阪方面とダイレクトにつながっている。
京都の北東にある出町柳(でまちやなぎ)。大阪から延びる京阪電車の終点だが、ここから小さな叡山電鉄の電車に乗って鞍馬へ紅葉を見に出かけよう。

鞍馬へは、昼間なら15分毎(土休日、平日は20分毎)に電車が出ているが、人気があるのは「きらら」という名の観光電車だ。どうせなら、1~2本見送ってもと、普通の電車を見送って「きらら」の到着を待った。

出町柳駅の電車
出町柳駅には雑多な電車が出入りして賑やかだ。
きららの車内
「きらら」の車内。左手の座席のみが窓側を向くなど、配置に工夫が見られる。
 「きらら」は大変な人気者だ。皆同じことを考えているようで、ホームに並んでいた人々は我先にと「きらら」に乗り込む。2両編成の小さな電車は、あっという間に超満員になってしまった。

「きらら」の車内は観光電車にふさわしい。進行方向に向いたクロスシートはもちろんだが、窓の方に向いたペアシートもある。車窓から紅葉を鑑賞できるようにと配慮した座席だが、人気抜群で列の先頭に人たちであっという間に埋まってしまった。普通のクロスシートに座れたのはラッキーで、最初から立ったままの人も多い。車体ももみじ色に塗られ、気分は既に紅葉見物だ。

さて、いよいよ出発、「きらら」の旅が始まる
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます