こちらは真っ赤な「おもちゃ電車」
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和歌山駅付近を走る「おもちゃ電車」。 |
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おもちゃ電車の側面はレタリングで賑やかだ。 |
楽しい電車第2弾は「おもちゃ電車」、略して「おもでん」と言う。「いちご電車」の白に対し、こちらは、車体が真っ赤だ。そして賑やかなOMODENの文字が至るところに書いてある。
「おもちゃ電車」の文字や、「いちご電車」のシンボルマーク・プラス・「おもちゃ電車」のシンボルマークという具合にマークを並べていちご電車の宣伝も忘れない。
乗り込んで目を疑う「おもちゃ電車」
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おもちゃ電車の中はおもちゃ屋が開業しているようだ。 |
「いちご電車」で驚いたので、そう簡単には驚かないぞと思って「おもちゃ電車」に乗り込んだのだが、やはりと言うか、意外というか、正直度肝を抜かれてしまった。
この電車は、動く「おもちゃ屋さん」と「おもちゃ箱をひっくり返したような子供部屋」をイメージしたもののようだ。
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おもちゃ電車の車内にはベビーベッドがある。幼子連れのお母さんは大助かりだろう。 |
普通の座席のみならず、「いちご電車」のような木製の椅子に座布団というのは同じだが、背もたれのデザインは何種類かある。さらに驚くのは、長いロングシートの真ん中に大きな木の柵で囲まれたベビーベッドが置いてあることだ。本当に電車内は子供部屋だったのだ。
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おもちゃ電車の車内には自販機もずらりと並んでいる。お金がいくらあっても足りない子供続出か? |
一方、連結部分は「おもちゃやさん」コーナーである。お店のようにショーウィンドウがあり、様々なおもちゃが並んでいる。ガンダムなどのフィギュアもあるし、カプセルトイの自動販売機もあって、子供やおもちゃ好きにはたまらないだろう。連結部分には、のれんが掛かっているし、吊革も木製でカラフル。細かいところも手を抜かず、遊び心一杯の電車である。
こうした楽しい電車に乗って、貴志川線の終点へミニトリップをしてみよう。そこでは、
実に楽しい出会いが待っているのだ。
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