のどかな風景だが、車内は普通の電車へ変身!

川越駅
小雨で濡れた窓の外に川越駅の表示が見えた。沿線随一の都市だけに乗り降りも多い。
小雨の中をTJライナーは川越へ急ぐ。だんだん車窓には緑が増えてくる。JRとの乗換駅川越、川越市と連続して停まって、乗客はかなり入れ替わる。後から乗ってきた人の中には、空席があってもドア付近に立つ人もいる。もう普通の通勤電車の雰囲気だ。

車窓
川越から先は緑も多く、広々した景色が展開するが、かなり薄暗くなってきた。
入間川や小畔川を渡り、周囲は広々とした田園地帯となる。高圧線の鉄塔が目につき、時折高速道路の下をくぐる。TJライナーは快走を続け、越生線の乗換え駅坂戸でかなりの人が下車し、車内はすっかり寂しくなってしまった。

3人席
車端部は3人掛けのロングシートだ。
空席が目立つ車内を観察すると、車両の両端は3人掛けのロングシートだが、肘掛が付いて3人席を区切っているのが目につく。指定席ならはずれ席だが、着席保証なら我慢の範囲なのだろうか。その後、電車は東松山に停まった後、終点森林公園に到着した。池袋から47分、ミニトリップには程よい距離である。

TJライナーの車両に乗る意外なチャンス!

快速急行
TJライナーは森林公園で折り返し快速急行となって池袋へ戻って、次のTJライナーの仕事につく。
 TJライナーは、夕方の池袋発に限定されるので、まともな乗車は、ふじみ野以遠の東上線沿線在住者に限られそうだが、クロスシート車両利用という点から見ると別の乗車チャンスがある。森林公園に到着した電車は、次のTJライナーとなるため池袋へ折り返すのだが、回送ではなく快速急行として乗客を乗せて池袋へ向かうからだ。この快速急行は、座席の向きを変えて池袋行きとなるため、着席整理券なしでクロスシート利用が可能だ。

森林公園
夕方でなければ周囲をのんびり散策したい駅だ。
 土休日の森林公園16時、17時ジャスト発は、行楽帰りの電車としてクロスシートに座って車窓を楽しめる東上線ではお得な車両なのだ。
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