鉄道/おすすめ鉄道旅行

日暮里・舎人ライナーで週末プチ旅行(2ページ目)

この3月30日に開業したばかりの新交通システム「日暮里・舎人ライナー」に乗ってきた。クロスシートで車窓が楽しめる、身近ながら旅行気分が味わえる路線である。

野田 隆

執筆者:野田 隆

鉄道ガイド

空中散歩を楽しもう

日暮里を出ると、すぐに左へ大きくカーヴするが、あとはほぼ一直線に尾久橋通りの上を走る。高架橋は、ビルの5階あたりの高さだが、高層ビルも多いので、視界を遮るものは結構ある。それでも、見晴らしは良い。ちょっとした空中散歩といった感じだ。

都電
日暮里・舎人ライナーの高架橋の真下を都電が走っている。
扇大橋
荒川を渡ると、高度を上げる。車窓からの見晴らしは抜群だ。
3つ目の停車駅・熊野前は都電との連絡駅。帰りにここで乗り換えれば、「都営まるごときっぷ」を使って効率よく、都内各地へ戻れるだろう。

熊野前を出ると、尾久橋通りの上から右手へと軌道の位置が移動する。道路と並走しつつ隅田川を渡る。足立小台に停車すると、今度は荒川を渡る。川を越える扇大橋を渡りきるところに首都高速の高架があるので、それを跨ぐためにぐんぐん高度を上げて、地上30mにも達する。そのあとは急降下しつつS字カーヴを描くので、スピードがもっと出ればジェットコースターみたいな、ちょっとハラハラする乗り心地だ。

日暮里・舎人ライナーは難読駅の宝庫?!

スピードを落とすと扇大橋駅に停車。その次の駅は、高野と書いて「こうや」と読む。他には、谷在家(やざいけ)、舎人(とねり)など、知らないと読めない駅名がいくつかあるのも、この路線の特徴だ。

西新井大師西は、駅名の最初と最後に西が付く、ちょっと愉快な駅名だ。高架から東を望むと瓦屋根の大師が見える。歩くと10分以上はかかりそうだが、寺社では関東一のぼたんの名所である。帰りは都内のローカル線として知られる東武大師線に乗るのも面白いかもしれない。

楽しみが一杯の舎人公園

舎人公園
舎人公園駅の周囲は緑豊かな環境で都会のオアシスだ。
舎人公園のイベント
舎人公園では開業記念のイベントが行われ大賑わいだった。
舎人公園は、この路線随一の観光地(?)だろうか。駅の両側には緑豊かな公園が広がっている。春にはカラフルに咲乱れる花々も目を楽しませてくれる。

この駅はホームが2本あり、軌道は3本あるが、真ん中の路線は駅を出ると下へ降りて行き、見えなくなってしまう。舎人公園の地下へもぐって車両基地へ向かうそうだ。日暮里・舎人ライナーの車庫のみならず、運転指令を司る中枢部でもあるのだ。
このあと次のページは、舎人公園から終点・見沼代親水公園までを紹介しよう。
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