春が近付くと、どことなく心浮き立ち、そしてどこかへ出かけたくなりますね。鉄道旅行的には、春の青春18きっぷシーズンもまもなくやってきます。
そこで、一足早い春が感じられる、瀬戸内海を車窓から眺める旅へ、みなさんをご案内しましょう。
本州側から眺める<1>
山陽本線
どこまでも穏やかな瀬戸内海が車窓いっぱいに広がる(山陽本線) |
山陽本線にはクロスシートの車両が多い |
そんな山陽本線で、瀬戸内海が車窓いっぱいに広がるのは、広島駅からさらに西進し、厳島神社で知られる安芸の宮島への玄関口である宮島口駅を過ぎてからだ。大野瀬戸の向こう側に、その厳島(宮島)が見えている。並行する国道を走るトラックが視界に入ったりして若干気分をそがれるが、それでも穏やかな瀬戸内海の眺めは十分に堪能できる。
岸に近いところは透き通って底が見えた(山陽本線) |
山陽本線の普通列車は、多くがクロスシートの車両。駅弁を頬張りつつ、車窓の瀬戸内海を眺めながらの各駅停車の旅は最高だ。
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