寝台車の設備とサービス
1)寝具・アメニティ
次の6点セットは、全寝台に標準で備え付けられています。◎枕、毛布、シーツ、浴衣、スリッパ、ハンガー
寝台にセットされた寝具類(左:北斗星B寝台、右:サンライズ瀬戸B寝台個室) |
A寝台の場合、スリッパは使い捨てのものが提供される場合もあります。なおA寝台個室では、歯ブラシや石鹸などをまとめた「アメニティセット」が提供されます。ホテルに置いてあるようなものと思えばよいでしょう。
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2)食堂車
数少なくなった食堂車(北斗星・グランシャリオ) |
なお、各列車の「パブタイム」(夕食終了後)と『北斗星』『カシオペア』の「モーニングタイム」(朝食)については、予約なしで誰でも利用できます。
『トワイライトエクスプレス』のモーニングタイムは、車内での予約が必要です。『トワイライトエクスプレス』の下り列車では、ランチメニューの提供もあります(予約不要)。
各食堂車の詳しい案内は下記をご覧ください。
◎北斗星食堂車「グランシャリオ」
◎カシオペア食堂車「ダイニングカー」
◎トワイライトエクスプレス食堂車「ダイナープレヤデス」
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3)ロビー、サロン
流れる夜景を見ながらくつろげる(北斗星4号・ロビーカー) |
個室ならよいですが、狭い開放型B寝台では弁当を食べるのにも困るもの。そんな時はこのスペースが重宝します。眠くなるまで読書をしたり、流れゆく車窓を眺めたり、寝台列車の夜を満喫できます。また、ビデオで映画の上映がおこなわれる列車もあります。
◎ロビーカー(北斗星3・4号)
◎ロビー(北斗星1・2号)
◎ラウンジカー(カシオペア)
◎サロンカー(トワイライトエクスプレス)
◎ミニサロン(サンライズ瀬戸・サンライズ出雲など)
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4)シャワールーム
シャワールームを利用するには、車掌などから「シャワーカード」(310円)を購入します。一回あたり、6分間お湯が使用できます。シャワールームがあるのは次の列車です。◎シャワールームのある列車
あかつき、サンライズ瀬戸、サンライズ出雲、日本海1・4号、北斗星、カシオペア、北陸、トワイライトエクスプレス
ボディーソープやシャンプーなどが備えられている列車もありますが、基本的にはないと思ったほうがよいでしょう。車内でシャワーセットを販売している列車もあります。バスタオルなどは各自で用意しましょう。
なお、一部列車にはA寝台個室利用者専用の無料シャワールームがあります。また、『北斗星』の「ロイヤル」など一部のA寝台個室には自由に使えるシャワールームが個室内にあります。
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5)車内販売
ワゴンなどで車内販売をおこなう列車は次の列車です。列車ごとに実施区間と時間は限定されています(詳しくは時刻表でご確認ください)。◎車内販売のある列車
はやぶさ、富士、サンライズ出雲(下り)、日本海1・4号、カシオペア、北斗星、あけぼの
車内販売はあっても、弁当などは売り切れになってしまうことも多いですし、眠っていると気付かないこともありますから、最低限必要な食料は乗車前に買っておくのが賢明です(消費期限に注意)。
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6)自動販売機
自動販売機ではおもにソフトドリンクを販売(急行はまなす) |
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7)洗面所
最近はリニューアルされたものが多い(北斗星) |
A寝台個室では、個室内に洗面台を備えているものがほとんどです。
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8)トイレ
トイレも必ず各車両に設置されています。洗面所の反対側に、たいてい洋式と和式の両方があります。トイレットペーパーの心配はいりません。さて、寝台列車の中がどんな感じか、何となくイメージしていただけたでしょうか。次のページでは、「開放型B寝台」を例に、寝台車の乗り方のポイントをご案内します! >>