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東京「枝線」紀行【3】京成・金町線(4ページ目)

路線図を眺めていて気になるのが、本線からちょっとはみ出した「枝線」。用がなければ乗らないそんな「枝線」を、あなたの代わりにガイドが探訪します。シリーズ第3回は、京成電鉄・金町線です。

執筆者:高橋 良算

残りの枝線を京成高砂駅へ

京成高砂駅
高砂駅からは3線が分岐している
枝線紀行がすっかり枝道にそれてしまった。まだ金町線の半分しか乗っていない。

といっても柴又からの線路は複線だし、発車して3分後にはもう終点の京成高砂駅に着いてドアが開いた。

京成高砂は京成本線と金町線、北総鉄道の3線が分岐する駅で、その先には車両基地もある。金町線は、その一番北寄りのホームに発着するが、行き止まりのホームではない。この「端っこのホーム」というのがまた枝線風情なのだが、数年後には金町線ホームだけが高架化されるという。

どうやら「開かずの踏切」対策の一環らしい。朝のラッシュ時などは、ひっきりなしに通過する電車が道路交通にひどく支障を来していることは、容易に想像できる。駅の先にある2つの踏切は、昨年まで手動式だったそうだ。京成線からこの高砂で北総線に乗り入れて成田空港まで行く「成田新高速鉄道」の計画も進んでいて、最終的には駅全体が高架になる予定らしい。

京成高砂駅
この風景も今後大きく変貌するだろう
この駅周辺の風景は今後10年で一変すると思われる。しかし枝線にしてみれば、幹と接する部分がちょっと太くなり、かえって丈夫になる。もっとも、そうかといって幹から余分に養分がもらえるわけでもなさそうだから、その先の柴又の町や枝線の風景は、変わらずに歴史を重ねていくのだろう。



通勤電車の横道へ~東京「枝線」紀行』は、シリーズでお届けします。

◎その他の記事はこちら
東京「枝線」紀行【1】東武鉄道・大師線
東京「枝線」紀行【2】東京メトロ千代田線・北綾瀬支線
東京「枝線」紀行【4】西武鉄道・豊島線




[関連サイト]
京成電鉄

帝釈人車軌道
成り立ちなどを詳しく解説。当時の写真もあり必見。

かつまるガイド
葛飾観光ポータルサイト

帝釈天題経寺
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