ローカルムード満点の三国港駅
福井駅を発車した三国芦原線の列車は、すぐに海方面には向かわず、しばらくはJR北陸本線に並行して福井平野を北へ。やがて「関西の奥座敷」とも言われる芦原温泉の下車駅、あわら湯のまち駅付近で90度西へ向きを変え、終点の三国港へと向かいます。築90年以上という三国港駅舎 |
木造の駅舎は白く塗られてリフレッシュされていますが、建物は開業時からのもの。古い木造駅舎でも、入口の引き戸や窓枠だけはサッシに替えられていることが多いのですが、この駅舎は木のまま。これはとても貴重です。
駅のすぐ目の前にあるのが三国港。江戸時代以降、日本海側を代表する北前船の寄港地として大いに栄えた三国は、今では越前ガニ漁の中心地として、シーズンには活気に満ちた光景が広がります。
断崖絶壁の景勝地東尋坊へもすぐ |
※三国港駅から東尋坊へは、港側の道路沿いにある三国港バス停から京福バス「89系統 金津・東尋坊線」松島水族館・芦原ゆのまち経由芦原温泉駅行に乗車、東尋坊バス停下車。運賃190円。
[関連サイト]
■えちぜん鉄道株式会社
■京福バス
■坂井市三国観光協会
■三国湊魅力づくりプロジェクト