編集部注:2017年の最新情報をこちらの記事にまとめています。
青春18きっぷ1日分でどこまで行ける?【2017年】

※以下、2006年の情報です。

「青春18きっぷ」は、全国JRの普通・快速列車の普通車自由席が1日中乗り放題。しかし乗り放題といっても、1日分=2,300円だけで一体どこまで行けるのでしょうか?この切符の基本性能を探るべく、東京駅から西へ、上野駅から北へ、という二つのパターンを検証してみました。

■検証ルール
※始発駅を当日の始発列車に乗って出発します。
※次に乗り継げる一番早い列車に乗り継いで進みます。
※1日分の有効期限が切れる駅、または乗り継げなくなる駅まで行きます。
※旅行開始日は「2006年3月4日土曜日」としました。
※< >内は、列車番号・列車種別・列車の行先です。
※列車時刻等は、すべて「JR時刻表2006年3月号」によります。

東京駅から東海道本線で西へ

まずは東京駅から東海道を西へ向かってみましょう。もちろん「青春18きっぷ」の旅ですから、新幹線は一切使いません。JRの普通列車と快速列車の普通車自由席だけを利用します。

■スタート

│ 東京(東京都)
│ 5:20
│ ↓ <321M・普通・静岡行>
│ 8:26
│ 静岡(静岡県)
│ 8:28
│ ↓ <739M・普通・浜松行>
│ 9:37
│ 浜松(静岡県)
│ 9:51
│ ↓ <5117F・特別快速・大垣行>
│ 11:44
│ 大垣(岐阜県)
│ 12:06
│ ↓ <3215F・普通・米原行>
│ 12:40
│ 米原(滋賀県)
│ 12:56
│ ↓ <3253M・新快速・姫路行>
│ 15:12
│ 姫路(兵庫県)
│ 15:34
│ ↓ <967M・普通・播州赤穂行>
│ 15:53
│ 相生(兵庫県)
│ 15:54
│ ↓ <1325M-463M・普通・三原行>
│ 18:28
│ 三原(広島県)
│ 18:42
│ ↓ <377M・普通・広島行>
│ 19:53
│ 広島(広島県)
│ 20:00
│ ↓ <5487M・快速「通勤ライナー」・徳山行>
│ 21:48
│ 徳山(山口県)
│ 21:50
│ ↓ <3487M・普通・下関行>
│ 23:42
│ 下関(山口県)
│ 23:49
│ ↓ <5273M・普通・小倉行>
│ 0:03
│ 小倉(福岡県)

■ゴール

・総乗車距離 :1,107.7km
・かかった時間:18時間43分
・乗車列車数 :11列車(快速列車3、普通列車8)

なんと!普通・快速列車だけを乗り継いで、1日で九州まで行けるんです。これは結構意外ではないでしょうか?

小倉駅
2,300円で東京から小倉まで行ける!
「青春18きっぷ」1日分の効力は「0時を過ぎて最初に止まる駅まで」と決められています(詳しくはこちらの「基本ルール4」を参照)。このため、最後に下関駅から乗る列車が、0時を過ぎて最初に停まる小倉駅がゴールとなります。東京~小倉間の切符を普通に買ったら運賃は12,850円ですが、「青春18きっぷ」ならもちろん2,300円と破格です。

373系
青春18きっぷでも特急車両に乗れることがある(画像提供:日本の旅・鉄道見聞録
ちなみに、東京駅から最初に乗る静岡行の普通列車には、夜行の快速列車「ムーンライトながら」の車両が充当されるのですが、実はこの車両、JR東海の「373系」という特急車両なのです。ちゃんとリクライニングもするこんな車両に追加料金なしで乗れるのですから、とっても「お得」感がありますね。

もちろん、このプランを実際に実行するとなるとかなりの覚悟(?)が必要ですから、あくまでも参考ということで……。

次は、同じく「青春18きっぷ」だけを使って上野駅から北を目指してみましょう。
果たしてどこまで行けるのか??>>