家山駅で途中下車
ノスタルジックな待合室は窓枠も木 |
さて、家山駅のホームに降りたら、すぐに外へ行かないのがポイント。人がいなくなるまで、しばらくホームで待っていて下さい。そして静かになったら耳をすましてみましょう。もうずいぶん遠くへ行ったはずなのに、さっき発車したSLの汽笛が風に乗ってまだ聴こえてきます。ああ旅に出ているんだ、という実感が、じわーっとわいてくる瞬間です。
家山駅は、「男はつらいよ」「鉄道員(ぽっぽや)」をはじめ数々の映画やドラマ、CMなどのロケ地となっているそうで、駅舎も待合室も、その名に違わぬノスタルジックな雰囲気が漂います。桜の名所としても知られ、春には満開の桜をバックに走るSLを撮影に、全国各地からファンが訪れます。
家山名物「抹茶たいやき」を食べよう!
これが抹茶たいやき!1ヶ150円 |
私が訪れた時もちょうど前日にテレビ放映があったとかで、12時頃に行った時はみごと売り切れ!午後にも焼くので14時半頃来てみてください、というわけで再チャレンジ。それでも予約なしの私はしばし待つこと20分、ついにアツアツの抹茶たいやきができあがりました!ぜひ皮がパリパリのうちに、店内で食べてしまいましょう。
この「抹茶たいやき」はあんが抹茶味なのではなく、皮が抹茶味なんです。地元産の「川根茶」が入った何とも言えない香ばしいコロモと、はち切れんばかりにしっぽまでたっぷり入った粒あんが、絶妙のコンビネーション!注文した2個は、あっという間に平らげてしまいました。
列車で行くなら時間が決まっていますから、予約を入れておくのがおすすめです。お店のかたも、注文数が読めるし、お待たせしなくて済みますのでその方が良いです、とおっしゃっていました。
→「たいやきや」さんへの行き方はこちら
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