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自業自得!?ダブル慰謝料のリスク

不倫の結果、妻からも不倫相手からも慰謝料請求をされるまさに泣きっ面にハチのようなケースを考えてみました。妻にも不倫相手にも秘密にしているととんでもないことになるおそれがあります!

酒井 将

執筆者:酒井 将

暮らしの法律ガイド

既婚者であることを秘密にしていると・・・

既婚者であることを秘密にしていると・・・
不倫するならオープンに?いやいや、そもそも不倫なんかしてはいけませんね。
「不倫をしたことで、奥さんからも不倫相手からも慰謝料を取られる」そんな泣きっ面に蜂的な事態を想定してみました。

私には妻子がいます。しかし、合コンで知り合った若い女性を好きになってしまい、交際することになりました。彼女はとても真面目な性格であり、独身の男性としか交際するつもりはなさそうであったため、私は自分が既婚者であることを彼女に秘密にしていました。私は土日が休みなのですが、彼女は平日が休みで土日は仕事なので、デートの都合はつきました。私は、平日の仕事が終わった後に彼女とデートを重ね、土日は家族サービスをしていました。このような生活をしていても、平日は、普段から仕事が遅いので、妻に怪しまれることはありませんでした。また、彼女も、私のことをすっかり独身だと信じきっていました。

私は次第に彼女にのめりこんでいき、勢い余って、彼女に「結婚しよう」と言い、婚約指輪を渡しました。彼女はとても喜んでくれましたが、私にとっては妻子も大切なので、妻と離婚して彼女と結婚するほどの勇気はありませんでした。

さて、この状況で、不倫がばれてしまったら、どうなるでしょうか?

答えを知りたい方は次のページへ。
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