フォーカスロックで簡単にかっこいい構図を作る
撮影方法は、最近のコンパクトデジカメと一緒で、シャッターを半押ししてピントを合わせ、被写体にピントが合ったらそのままシャッターを押すだけです。ピントはシャッターを半押ししたときにカメラが被写体として認識したものに合いますが、そのまま撮影すると撮影したい被写体にピントが合わず、ボケた写真になってしまうことがあります。
そんなときはピントを撮影したい被写体に合わせて、シャッターを半押しし、そのままカメラを横にずらせば、被写体をボケさせずに撮影することができます。これをフォーカスロックと言います。フォーカスロックをうまく使えば、被写体にピントを合わせたまま、いろいろ構図を変えて撮影することができます。ちょっと雰囲気を変えた写真を撮りたいときに使ってみましょう。
被写体にピントを合わせて(クリックして拡大) | 2枚目は少し左にずらして撮影、これだけでちょっと雰囲気のある写真になりました(クリックして拡大) |
アングルを変えるだけで見え方は違う
小物や花を撮る場合は、いくつかアングルを変えたものを撮影しておくと、お気に入りの写真が撮れます。アングルを毎回変えて撮っていくと、だんだんどのアングルが自分が気に入った写真になるかが分かってきます。デジカメはフィルム代を気にしなくて良いので、最初はどんどん撮影して自分のお気に入りのアングルを探すのも写真の楽しみの一つです。1枚目は少し上から撮影(クリックして拡大) | 2枚目は被写体にもっと寄り特徴を際立たせることによりニュアンスのある写真が撮れました(クリックして拡大) |
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