ソニーのメモリースティックタイプAVCHDカメラ「HDR-CX7」とDVDライターの「VRD-MC5」を利用し、撮影した映像をハイビジョン画質のままDVDにダビングする操作を見てみましょう。
ハイビジョンのままダビング
▲VRD-MC5のメニュー画面。DVDライターのVRD-MC5なら、AVCHDがそのままダビングできる優れもの |
ハイビジョン映像をAVCHD形式で記録するソニーのハイビジョンハンディカム「HDR-CX7」。本機については、当ガイドでもプレビューいたしましたが、今回は、メモリスティックないの映像データを、VRD-MC5を利用してAVCHDのままDVDメディアにダビングしてみました。
HDR-CX7をはじめ、ソニーのAVCHD対応ハイビジョンハンディカムには、ユーティリティソフトが付属しています。たとえば、ビデオカメラで撮影した映像をハイビジョンのままDVDにダビングしたい場合は、付属ユーティを利用します。
たた、ビデオカメラから一度映像をパソコンに取り込むなど、作業としては面倒でのあります。とくに、パソコンの操作になれていないユーザーにとっては、ビデオカメラから映像をパソコンに取り込むなど、とてもハードルが高いと思われがちです。
そうしたパソコンに不慣れなハイビジョンユーザーでも、簡単にビデオカメラの映像をDVDにダビングできるのが、DVDライター「VRD-MC5」です。VRD-MC5については記事でご紹介してありますが、DVカメラからのDVD-Video作成についてでした。
そこで、ここではHDR-CX7を利用し、AVCHD形式のままDVDにダビングする手順を紹介します。とても簡単なので、メモリースティックやHDDタイプのハイビジョンハンディカムユーザーにおすすめですね。
ボタンクリックでダビング完了
1・VRD-MC5に接続
ビデオカメラの「HDR-CX7」をVRD-MC5と接続します。接続は、USBケーブル1本でOKです。
▲HDR-CX7とVRD-MC5をUSBケーブルで接続する |
2・DVDメディアをセットする
VRD-MC5に、ブランクのDVDメディアをセットします。このメディアを、VRD-MC5が認識します。
▲メディアをセットするように表示される |
▲セットされたメディアのタイプを認識する |
3・「ワンタッチディスクボタン」をクリックする
ハンディカムステーションにある「ワンタッチディスクボタン」をクリックすると、HDR-CX7からVRD-MC5へのダビングが開始され、AVCHDディスクが作成されます。
▲ハンディカムステーションにある「ワンタッチディスクボタン」をクリックする |
なお、メモリースティックやHDDに記録された60分のAVCHD形式映像を、12cmDVDにハイビジョン画質でダビングする時間は、表のようになります。ハイビジョンの撮影モードによって時間が異なっていますね。
撮影モード
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ダビング時間
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XPモード
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※約40分
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HQモード
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約25分
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SPモード
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約20分
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LPモード
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約15分
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※DVDディスクが2枚必要
●ハイビジョン画質からDVD-Videoを作りたい
ちなみに、ビデオカメラのハイビジョン映像から標準画質のDVD-Videoを作成したい場合は、AVCHDタイプのビデオカメラをUSBケーブルでVRD-MC5に接続するのではなく、アナログのAVケーブルで接続します。また、ダビングの開始は、ビデオカメラ側で再生を開始してから、VRD-MC5の「録画」ボタンをクリックして行います。