6・映像の出力
放送関係で利用するフォーマットにも対応しているだけに、出力形態は非常に豊富です。HDレベルでの出力はもちろん、さすがにAppleの製品だけに、iPodへの出力にも対応。H.264を始め、MPEG-4への出力も標準で装備。レンダリング作業も非常に高速です。
編集結果を出力するまえには、レンダリングを行ってトランジションやエフェクト等の編集結果を映像クリップに反映させておき、内容をプレビューしておきます。
ここでは、編集した結果をiPodで利用可能なMPEG-4形式で出力してみました。Final Cut ProからiPod用のデータ出力などなんとも贅沢な作業。ただ、iPodのプリセットにはワイド版に対応したものがないので、カスタマイズによってオリジナルな設定を行いました。
▲レンダリングを行い、内容をプレビューしておく。 |
▲出力は、「ファイル」→「書き出し」→「QuickTime変換を使う...」を選択して出力する。 |
▲圧縮方法やサイズは、目的に応じてカスタマイズ設定する。 |
▲出力したファイルを、QuickTime Playerで再生してみる。 |
なお、今回編集した映像を、筆者のブログに掲載予定です。興味のある方はアクセスしてみて下さい。URLは以下になります。ここでは、WMV形式で作成したデータを掲載していますが、これはFinal Cut ProからAVI形式で出力し、これをUleadシステムの「VideoStudio 10」で再出力したものです。
また、このブログを利用した映像の活用方法などもご紹介予定です。ただし、自宅サーバですので、アクセス不可の時もありますのでご了承ください。