■機能が充実してきたDVDカム
日立は早くからDVDメディアへ映像を記録するDVDカムを製品化しており、DVDメディアへの記録という機能に加え、ビデオカメラとしての機能も充実してきています。『DZ-MV580/550』もそうしたDVDカムの1台で、DZ-MV580は高画質なワイド画面に対応し、DZ-MV550は光学18倍ズームを搭載して高画質なズームイン映像を楽しめます。
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●高画質なワイド画像(DZ-MV580)と光学18倍ズーム(DZ-MV550)
DZ-MV580は、4:3の映像から16:9のワイド画像を作り出すのではなく、CCDから16:9の映像を取り出すため、非常に高画質なワイド画面が得られます。大画面のワイドテレビを利用するユーザーなら、高画質なワイド映像を楽しむことができます。なお、ワイド画面機能は手ぶれ補正にも対応しており、ワイド撮影時でもきちんと手ぶれが補正されます。
また、DZ-MV550は光学18倍ズームを搭載し、運動会や発表会などで遠く離れた位置からでも、我が子の表情を鮮明に撮影することができます。
それぞれに特徴があるので、目的に応じた機種を選択すればよいでしょう。
●DVDだからこそ便利
DZ-MV580/550が利用できるDVDメディアは、8cmDVD-R/RAMの2種類。家庭用のDVDレコーダで再生できるのはもちろん、ハードディスク内蔵のDVDレコーダならお気に入りのシーンをピックアップし、通常の12cmDVD-Rメディアなどに記録することもできます。
また、「DVD-MovieAlbumSE 3」が付属しているので、撮影の終了した8cmDVDディスクをパソコンのDVDドライブにセットして映像と取り込み、編集することができます。さらに、付属の「MyDVD」で取り込んだ映像からオリジナルDVD-Videoを作成することなども可能です。
DVテープからIEEE1394を利用して映像をキャプチャする必要もなく、簡単にビデオ編集をできるというのは、DVDだからこそのメリットといえます。
▼動画データの撮影容量目安 | |||
DVD-R(片面) | FINE | 約30分 | |
STD | 約60分 | ||
LPCM | 約30分 | ||
▼静止画像の記録枚数目安 | |||
DVD-RAM(両面) | XTRA | 約36分以上 | |
FINE | 約60分 | ||
STD | 約120分 |
●こんなユーザーにオススメ
ワイド画像のきれいなDZ-MV580は、大画面のテレビでワイドサイズの映像再生が楽しめる環境のユーザーに、そしてズームでの撮影シーンが多いユーザーには光学18倍ズームを搭載したDZ-MV550がオススメです。利用するシーンに合わせた選択をしてください。
●DZ-MV580 | |
撮影素子 | 1/3.8型 有効画素約40万、ワイド時約53万(総画素約102万) |
手ブレ補正機能 | 電子式 |
液晶ディスプレー | 2.5型 |
ズーム比 | 光学10倍 |
記録媒体 | 8cmDVD-R/RAM、SDメモリ |
サイズ/重量 | 64(W)×89(H)×146(D)mm/約500g |
入出力端子 | AV入出力(S端子兼用)、外部マイク端子、USB端子 |
●DZ-MV550 | |
撮影素子 | 1/6型 有効画素約34万(総画素約68万) |
手ブレ補正機能 | 電子式 |
液晶ディスプレー | 2.5型 |
ズーム比 | 光学18倍 |
記録媒体 | 8cmDVD-R/RAM、SDメモリ |
サイズ/重量 | 64(W)×89(H)×146(D)mm/約490g |
入出力端子 | AV入出力(S端子兼用)、外部マイク端子、USB端子 |