SONY DCR-DVD201/101
■SONY初のDVDハンディカム
SONYの『DCR-DVD201/101』は、SONY初のDVDハンディカムとして登場した製品で、記録メディアには、8cmタイプのDVD-R/RWメディアを利用しています。DCR-DVD201/101ともに動画と静止画像の双方の撮影が可能で、8cmのDVDディスクにダイレクトに書き込みを行います。それぞれのモードでの動画記録時間や静止画像記録枚数については、表を参照してください。
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●重ね撮りの心配がない
DVDタイプのハンディカムは、使い勝手のよいのが特徴です。DVDメディアには追記が可能ですが、たとえば、撮影した映像を観賞後、もう一度撮影を行うと、空き部分を自動的に検知し、そこから録画をスタートします。したがって、重ね撮りをしてしまうというような失敗がなくなります。
●DVDプレイヤーで即座に鑑賞
撮影した映像は、家庭のDVDプレイヤーにセットするだけで、ビデオ鑑賞ができます。したがって、ハンディカムとテレビをケーブルで接続するというよな煩わしさがありません。
もちろん、パソコンでDVDを再生できるなら、パソコンでもビデオ鑑賞できます。
●撮影方式はVRモードとVIDEOモードの2タイプ
動画の撮影では、DVDメディアへの記録方法として、DVD-RWのVR(ビデオレコーディング)モードと、DVD-RW/-RのVIDEOモードの2つの記録フォーマットが選べます。この場合、VRモードで撮影すれば、撮った映像をハンディカム本体で簡易編集することが可能。
また、VIDEOモードで撮影すると、家庭のDVDプレーヤーやパソコンで再生できるようになります。なお、映像はMEPG形式のVBR(可変ビットレート)で撮影されます。
▼動画データの撮影容量目安 | |||
DVD-R/RW(片面1.4GB) | 高画質 | 20分 | |
標準 | 30分 | ||
長時間 | 60分 | ||
▼静止画像の記録枚数目安 | |||
DVD-R/RW(片面1.4GB) | 640x480 | スタンダード | 約8,100枚 |
ファイン | 約5,100枚 | ||
1,152x864 | スタンダード | 約4,100枚 | |
ファイン | 約2,150枚 |
●サムネイルで一覧表示
撮影したディスクの内容は、DCR-DVD201/101の液晶画面にサムネイル(縮小画像)形式で一覧表示できるので、見たいシーンを選んですぐに再生が開始できます。ここでも、早送り・巻き戻しによって見たいシーンを探し出すという手間は必要ありません。
●パソコンでダビング
DCR-DVD201/101をパソコンとUSBケーブル(IUSB2.0)で接続すれば、撮影した映像をパソコンに取り込むことが可能です。パソコンからは、DCR-DVD201/101にUSB接続を経由して書き出しができるので、ダビングも簡単。ダビングしたDVDを友人などにプレゼントするのも手間がかかりません。
●パソコンでビデオ編集とDVD作成
DCR-DVD201/101には、「ImageMixer Ver.1.5 for Sony」という編集ツールが付属しています。これを利用すれば、DCR-DVD201/101で撮影した映像をパソコンに取り込み、動画編集やレイアウト後にVideo CDやDVD Videoとして出力することが可能です。
●こんなユーザーにオススメ
ハンディカムで撮影した映像をパソコンに取り込んで編集し、編集後の映像を親戚や友人にプレゼントする機会が多いというユーザーには、文句なくオススメ。ビデオ編集ソフトやDVD Video作成用のオーサリングソフトなどを購入しなくても、DCR-DVD201/101を買ったその日から、すぐにDVD-Video作成ができます。
●DCR-DVD201/101 | |
撮影素子 | DVD201:1/5型 有効画素約69万(総画素約107万) |
DVD101:1/6型 有効画素約34万(総画素約68万) | |
手ブレ補正機能 | 電子式 |
液晶ディスプレー | 2.5型 |
室内・夜間撮影機能 | ○ |
ズーム比 | 光学10倍 |
記録媒体 | 8cmDVD-R/RW、メモリスティック |
サイズ/重量 | 50.5(W)×88(H)×136(D)mm/約500g(DVD201:約490g) |
入出力端子 | AV入出力、外部マイク端子、S端子、IEEE1394、USB端子など |
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