家計管理に家計簿は必須?
家計簿付け、苦手ならやめちゃえば? |
そこで重要なツールになるのが「家計簿」ということになるのですが、面倒で家計簿が続かないとか、付けているのにちっとも節約や貯蓄に結びついてない…なんて家計簿に苦手意識を持っている方も多いのではないでしょうか。
家計簿をきちんと付けて家計管理ができる方は十分です。今のまま頑張って続けて下さい。ですが、家計簿が苦手な方。無理をして家計簿を付ける必要はありません。むしろ家計簿付けが苦手な方は、家計簿を付ける行為自体でいっぱいいっぱいになり、肝心な無駄が見えてこないことがよくありますので、付けない方が良いくらいです。
そこで今回は家計簿を付けられない方でもしっかり家計管理ができる方法をご紹介します。
用途別に分ける
まず、お金の用途は大きく分けて「固定支出」「変動支出」「貯蓄」の3つに分かれると思います。この項目別に上手に管理できれば良いのですが、この分け方だと家計簿を付けなければ細かいお金の流れが把握できません。そこで、まずはもっと単純に「現金管理」「口座管理」の2つに分けてみます。
現金管理の部分は食費や小遣い、雑費等の日常的に財布から出る支出部分。口座管理の方は口座引き落としにしている光熱費やクレジットカードの支払い、保険料、貯蓄なども入ってきます。
簡単な樹形図にしてみるとこのような感じです。
各費目についてはご家庭によって分ける項目が変わると思いますので、当てはめて考えてみてください。
まず現金管理の部分。
ここは最初に給与が入ってきた時点で一括で口座から下ろし、費目ごとに袋わけをします。各費目ごとしっかりと予算を決めてしまい、その予算内でやりくりするようにしましょう。出ていくお金を管理するのではなく、あらかじめ出る金額を設定してそれをしっかり守るようにした方が無駄が出ません。
次に口座管理の部。
この図で青色になっている部分がすべて口座管理となり、ここの分類をしっかり分けてすべて別口座で管理するのがポイントです。
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