4年後までに白熱電球がなくなる?

今月5日、甘利明経済産業相が白熱電球を2012年までに廃止し、電球形蛍光灯への転換を完了させる方針を発表しました。そして7日の経済産業省の記者会見では以下のような公式発表がされています。
(詳細は経済産業省平成20年4月 7日 事務次官記者会見録を参照)

白熱球は製造中止?
環境、エネルギー問題などに端を発し、省エネ、CO2の削減の必要性が高まる中、電球型蛍光灯の優れた省エネ性能が注目されています。電球型蛍光灯は近年ずいぶん認知されてきた感はありましたが、販売数では白熱電球の約6分の1程度にとどまっている状態です。

すでにオーストラリアやアメリカでは今後白熱電球の生産や販売を禁止する方針を明らかにしています。今年主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)の開催を控えた日本としても、政府が具体的な期限を設定することで、省エネ性能の高い電球型蛍光灯の普及をより一層推進していきたいという狙いがあるようです。


電球型蛍光灯の進化

電球型蛍光灯
小さな口金に対応する電球型蛍光灯も
当ガイドサイトでは数年前にも電球型蛍光灯の省エネ性を取り上げましたが、技術進歩により電球型蛍光灯は近年ますます機能や省エネ性能が向上しています。

60W形の電球型蛍光灯の消費電力は12W~14W。これが最近の省エネ性能が高いものになると10Wです。60W形の白熱電球は54Wですので、消費電力は5分の1以下となります。

今まで電球型蛍光灯の弱点とされていた点灯性能に付いてもかなりの向上をしています。
点灯してから明るくなるまで約2分ほどかかる電球型蛍光灯も、一部の商品は点灯してからすぐ、もしくは比較的早く本来の明るさになります。また、点灯消灯を頻繁に繰り返すと寿命が短くなるという欠点もかなり改善し、3万回の点滅性能で白熱電球の約10倍長持ちするという製品も出ています。

対応できる機器も増えました。
ごく一般的な白熱電球(シリカ電球)はE26口金ですが、ダウンライトなどによく使われるミニクリプトン球のような、E17口金の小さな電球タイプの電球型蛍光灯も売られています。また、従来は電球型蛍光灯は調光器の付いた照明器具には使用できませんでしたが、それに対応する電球型蛍光灯も発売されています。明かりの色も電球色、昼光色、昼白色と場所や好みで選ぶことができます。

白熱電球の10倍長持ちし、頻繁に点灯消灯をする場所にも適応、ダウンライトや調光器にも対応し、その上電気代が5分の1以下ともなれば、国から推奨されるまでもなく今すぐ交換してしまった方がお得なようです。


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