節約/節約関連情報

平成オイルショック的ティッシュ論(2ページ目)

原油高騰で値上げが決行されるティッシュ。この機会にティッシュの無駄使いに付いて考えます。

和田 由貴

執筆者:和田 由貴

節約ガイド

無駄なく使う

ティッシュ1枚の大きさは決まっていますので、ちょっとだけ使いたいというときには無駄になることが多いですよね、せめてこの半分の大きさだったら…と思われることは無いでしょうか。そんな時に備え、ハーフティッシュを作っておくのをオススメします。

ティッシュ
まずティッシュの箱を脇から開け、中のティッシュを取り出します。


ティッシュ
ハサミやカッターなどで半分に切ります。


ティッシュ
ティッシュの取り出し口両サイドを、写真のようにカッターで切り抜き、ティッシュを箱に戻します。


ティッシュ
半分の大きさで使えるハーフティッシュの出来上がり。


見た目は少々妙ですが、普通にティッシュを使う時と同じようにスルッと出すことができ、少量使いたい時にはとても便利です。実際このハーフティッシュを使いはじめると、大抵の事は半分の大きさで用が足りるんだなぁ、と実感できると思います。

空き箱も資源

ティッシュ
牛乳パックは資源です
ティッシュを使う時ももちろんですが、それ以外の紙資源も大切に使いましょう。いらなくなった紙類は、燃えるゴミに捨てるのではなく、資源になるものは資源ごみへ。各自治体によって回収方法は異なりますが、大抵の紙類は資源として出すことができます。もちろんティッシュを使い終わった後の空き箱も、中のビニールフィルムをはがして資源にできます。

紙資源の中でも、特に牛乳パックは良質のパルプが使用されていますので、洗って開いて乾かして、積極的にリサイクルへ。1リットルの牛乳パック30枚から、ティッシュペーパーなら3~4箱、トイレットペーパーなら5個再生することができます。

また、リサイクルをすることも大切ですが、自分がティッシュやトイレットペーパーなどを購入する際にも、再生紙原料の製品を積極的に選ぶようにしましょう。環境に配慮し、資源を大切にする暮らし方は、巡り巡って節約にも繋がっていくのです。
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