皆さんはヨーグルトを食べていますか?
ヨーグルトは皆さんご存知の通り乳酸菌が含まれていますので、摂取することで善玉菌を増やして腸内を健康に保ってくれます。
近年ではその腸内細菌のバランスを整える力が、花粉症にも効果があると話題です。
そして、この健康な腸ならば、卵類や肉などに多い「異種タンパク質」も侵入しにくくなり、腸、さらには鼻の粘膜で活性し過ぎた【Th2】が抑えられるという最新の学説。
しかもヨーグルトは、それ自体に含まれるタンパク質が製造過程で発酵分解されているため、異種タンパク質にもなりにくい食品。
発掘あるある大辞典より
花粉症の人はもちろん、そうでない人もぜひ摂りたい食品です。
ですが、ヨーグルトは毎日食べないと意味が無いそうです。
ヨーグルトはそんなに高い物ではありませんが、毎日となると牛乳に比べるとお値段が張りますよね。
カスピ海ヨーグルトのように特殊な菌を使ったり、ヨーグルトメーカーなどを利用して、自宅で増やして食べているという方もいらっしゃると思います。
そんな特殊な菌や特別な器具など使わずに、お風呂のお湯を利用して自宅で手軽にできるヨーグルトの作り方をご紹介します。
●お風呂で作るヨーグルト●
【1】
材料は牛乳です。市販のヨーグルトを種として使います。
ヨーグルトは乳酸菌が含まれていれば加糖のものでも可です。
密閉容器、計量スプーン、湯に入れた時に濡れないように、ビニール袋やジッパーバッグなどを用意してください。
(ジッパーバッグは新品である必要はありません)
【2】
容器は殺菌するため熱湯をかけておきます。
鍋で沸騰寸前位まで温めた牛乳を容器に入れて(容器に入れてから電子レンジ加熱でもOK)、40度位までに冷まします。
そこへヨーグルトを入れます。ヨーグルトの量は牛乳の量の10%を目安に入れてください。
500mlなら50ml、1Lなら100mlとういう具合です。
写真では牛乳300mlに対し、大さじ2杯(30ml)のヨーグルトを入れています。
ヨーグルトを入れたら、よく混ぜます。
【3】
容器の蓋をきちんと閉め、ビニール袋などに入れて水が浸入しないように口をきちんと閉めたら、夜お風呂に入った後の暖かい湯の中に浮かべます。
夏場ならばそのままでも大丈夫ですが、冬場は湯が冷めやすいので、お風呂の残り湯を冷めにくくするために、市販のお風呂シートなどを上からかぶせます。(100円ショップでも売ってます)
そしてお風呂の蓋をして、そのまま朝を待ちましょう。
【4】
朝浴槽から取り出したヨーグルトです。
程よく固まっていますが、これを冷蔵庫に入れて冷やすともう少しかたくなります。
花粉症対策のため、また家族の健康のために毎日食べたい物だから、こうして自宅で作ればお得ですよね。
出来上がったヨーグルトは、これを種にまた再びヨーグルトを作ることが出来ますが、何度も使っていると菌の力が弱まってきますので、3回ほど使ったらまた新しいヨーグルトを使ってください。
ヨーグルトは細菌が繁殖しやすいので、容器は熱湯消毒し、牛乳は古くないものを使ってくださいね。
とても簡単、手軽にできますので、皆さんもぜひお試しください♪
*花粉症にはほくろとヨーグルト!(AllAboutJapanストレス)