節約/光熱費の節約

乾電池を節約する技

種類が色々ある乾電池ですが、使い方、保存方法などにはちょっとしたコツが。上手に使って乾電池代を節約しましょう!

和田 由貴

執筆者:和田 由貴

節約ガイド

一人年間70本も乾電池を使っている!?

デジカメ、ゲーム、リモコン、時計・・・・日常の中で乾電池って欠かせないものですよね。
デジカメなど大電流が必要なものだと、あっという間に電池が無くなってしまい、不経済だなぁと思った事はないでしょうか?
乾電池の一人当たりの年間消費量は、約70本と言われています。
これはかなりの量ですね。

電池には種類があります。
充電ができるニカド・ニッケル水素電池などのことを「二次電池」といいます。
それに対し、使い捨てのアルカリ・マンガン電池などの乾電池は「一次電池」とよばれています。
電池は適材適所に使うことと、正しい保存方法で、無駄を極力無くすことができるのです。
今回は一次電池と呼ばれる乾電池の上手な使い方をご説明します。




乾電池の種類と特徴
マンガン休ませることで回復する。
弱い電流を連続して必要とする機器などに向く。
価格が安い。
アルカリ大容量で、大きな電流が必要な機器に向く。
リチウム用途により、形状が様々。
カメラ用の四角い物や、ゲーム等に使われるコイン状の形の物など、
ニッケル
マンガン
デジタルカメラ専用。
高電圧で、長寿命高性能のもの。




乾電池の上手な買い方と保存
乾電池には、食品と同じように消費期限があります。
「使用推奨期限」というもので、この期限内であれば十分に電池の性能が発揮されるという目安の日付になります。
製造日から2~3年となっていますので、購入する際は日付も注意して見てみましょう。
使用推奨期限が過ぎているからといって、すぐ使えなくなるという事ではありませんが、電池は使用していなくても微量ずつ放電をしています。
ですから、あまり長く保存しておくのは電池の性能を落してしまうので、おすすめできません。

次に電池の保存方法ですが、これは涼しい場所で保存するというのが基本です。
電池の放電は通常年間約5%ですが、高温の場所に置いた場合はさらに放電が進みます。
ですが、冷蔵庫での保存は×です。
冷蔵庫に入れることで結露が付き、そこからさびてしまったり、その水が電極についてしまうと放電してしまうことにもなります。


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