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家庭で挑戦!ドライクリーニング

クリーニングに出すと家計にひびいてしまう、カシミヤセーターやコートなどの冬物衣料。ホームクリーニング術をマスターして節約しましょう!

和田 由貴

執筆者:和田 由貴

節約ガイド

<記事:前ガイド鈴木美佳>

お気に入りの衣類を、大切に長く着るには、着た後のお手入れが重要になってきます。かと言って、クリーニングに出していると家計にひびいてしまいますよね・・・。ホームクリーニング術をマスターして節約しましょう。コートや、ジャケットなど、水洗いできない衣服のお手入れについてもまとめました。

【ドライマークの意味】

まず、洗濯絵表示なのですが「ドライマーク=ドライクリーニングでなければ、お手入れできない」という意味ではありません。「ドライクリーニングができる」という意味なので、家庭での洗濯が可能になってきます。

【クリーニング店と家庭との違い】

そもそも、クリーニング店での「ドライクリーニング」では、水を全く使いません。揮発油のような石油系溶剤や塩素系溶剤を使用します。ドライクリーニングは油脂の汚れはきれいになりますが、たんぱく質や汗ジミ、水溶性の汚れなどは落ちないという短所があります。

それに比べ、家庭で使う「ドライクリーニング用洗剤(エマールアクロンモノゲンドライ&ウールなど)」は、元々は中性洗剤で出来ており、水と洗剤の力で汚れを落とすものです。なので、汗ジミなど水溶性の汚れや、油脂の汚れも落ちるのです。しかし、水を使うので、レーヨンやウールなど取り扱いによっては型崩れや縮む場合も有り、注意が必要です。

必ず、衣服に付いている洗濯絵表示のチェックと、洗剤の注意書きはしっかりと読んでから行いましょう。洗いの水とすすぎの水の温度差は縮む原因になります。ドライクリーニング用洗剤では洗えない物のリストと、ホームクリーニングの手順です。

【洗えない物】
皮革 和服 ネクタイ スーツ ジャケット 収縮・変色しやすいもの アイロンがけが困難なもの

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【ホームクリーニングの手順】

1.前準備
そで口、えりぐり、すそまわりなど、汚れのひどいところは、部分洗いやシミ抜きをしておきます。

2.つけこみ
洗濯物はきちんとたたんでおきます。(たたんで、1枚ずつ洗濯ネットに入れてもいいです)桶などに、ドライクリーニング用洗剤を水で溶かし、洗濯物を1枚ずつていねいにつけ込みます(15~20分ほど)。

3.脱水
たたんだまま脱水機で5~10秒脱水します。

4.すすぎ
きれいな水に、たたんだままの洗濯物を1枚ずつ入れ、すすぎ(1分以内のつけ込み)を2回します。すすぎに時間をかけすぎると、縮む原因になるので、手早く行いましょう。

5.脱水
たたんだまま、脱水機で10~15秒ほど脱水します。

4.干す
(洗濯ネットから取り出し)洗濯物をひろげて、脱水じわを取ります。型を整え、必ず日陰か室内で平干すれば、完了です♪
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コートなど、水洗いできない衣服は?→
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