三菱電機・IHクッキングヒーター |
とはいえ、まだまだ実際に使っている人が少ない“IHクッキングヒーター”です。そこで、ガイドが各社の製品を取材してきましたので、ご報告します。今回は、昨年発売されました、三菱電機のビルトイン型“IHクッキングヒーター”です。では、独自の機能を中心にご紹介します!
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- 煮物もおいしくできる「トリプルコイル」・・・P.1
- センターグリルはオーブン代わりにもなる広さ!・・・P.2
- 簡単操作でハッキリ見える「ワイドお知らせ液晶」・・・P.2
煮物もおいしくできる「トリプルコイル」
IHクッキングヒーターは、IHコイルに通電することで加熱をしています。三菱はそのコイルに特徴があります。今までのIHコイルは、外と内の2重巻きを1回路でコントロールしていましたが、この製品は【外・中・内】の3重巻きを2回路でコントロール。コイルが2重から3重になったことで、加熱範囲が広がりました。特に、温度が上がり難いと言われていた鍋の中心部にもしっかり熱が伝わり、今までより均一に加熱できるようになっているそうです。上:新機種「トリプルコイル」/下:従来機種「ダブルコイル」 |
画像:左が「トリプルコイル」で煮たもの。ジャガイモの煮崩れが少なくきれいな仕上がり。中までしっかり火が通っていました。 |
また、小さい鍋(約12~14cm)を使う時は、鍋の大きさを自動検出し、内側のコイルのみで加熱するとか!鍋が乗っていない余計な部分には通電しないので、効率的な加熱が実現されました。なんとも賢いコンロですね。