IHクッキングヒーター
三菱電機・IHクッキングヒーター
炎が無いのに加熱ができたり、火力を数字で設定したりと、ちょっとデジタルチックで「未来のキッチンコンロ」という印象がある“IHクッキングヒーター”。主婦にとっては、ちょっと気になる存在です。IHは、炎の燃焼がないので「安全でクリーン」、トッププレートが平らなので「お手入れ楽々」、火加減やタイマーなどコントロールがしやすく「便利」と、なかなか魅力的な特徴を持っています。

とはいえ、まだまだ実際に使っている人が少ない“IHクッキングヒーター”です。そこで、ガイドが各社の製品を取材してきましたので、ご報告します。今回は、昨年発売されました、三菱電機のビルトイン型“IHクッキングヒーター”です。では、独自の機能を中心にご紹介します!

<INDEX>



煮物もおいしくできる「トリプルコイル」

IHクッキングヒーターは、IHコイルに通電することで加熱をしています。三菱はそのコイルに特徴があります。今までのIHコイルは、外と内の2重巻きを1回路でコントロールしていましたが、この製品は【外・中・内】の3重巻きを2回路でコントロール。コイルが2重から3重になったことで、加熱範囲が広がりました。特に、温度が上がり難いと言われていた鍋の中心部にもしっかり熱が伝わり、今までより均一に加熱できるようになっているそうです。

三菱IHクッキングヒーター
上:新機種「トリプルコイル」/下:従来機種「ダブルコイル」


三菱IHクッキングヒーター・肉じゃがの仕上がり
画像:左が「トリプルコイル」で煮たもの。ジャガイモの煮崩れが少なくきれいな仕上がり。中までしっかり火が通っていました。
さらに2回路でコントロールしているため、【外側のみ】と【中+内】の交互に通電することが可能となります。これにより加熱の強弱ができ、鍋のなかに対流が起こり、加熱ムラがなくなるとか。この加熱方法は「煮込み」機能として搭載されていて、火加減が難しいと言われる煮物も、IHの微妙な火力調整でより上手にできるそうです。ちなみに、トリプルコイルのIHコンロで煮込んだ「肉じゃが」を試食してみました。ジャガイモは、煮崩れせずキレイに仕上がっているうえ、中までしっかり柔らかく煮込まれていました。

また、小さい鍋(約12~14cm)を使う時は、鍋の大きさを自動検出し、内側のコイルのみで加熱するとか!鍋が乗っていない余計な部分には通電しないので、効率的な加熱が実現されました。なんとも賢いコンロですね。