ロボット掃除機・お掃除ロボット/お掃除ロボットのお試しレポート

これは便利!お掃除ロボットお試しリポート(2ページ目)

まだまだ“?”の多いお掃除ロボット。そこで、ガイドが至福の1ヶ月間お試し体験をご報告!これからは、お掃除ロボットのある暮らしが当たり前?

執筆者:戸井田 園子

実況リポート~お掃除中のルンバは働き者

充電完了後、いよいよお掃除スタートです。スタートから掃除中のルンバの様子をご紹介しましょう。

■お掃除スタート!

ルンバの基本的な清掃パターン
(付属の解説書より) 本体を掃除したい部屋の中心へ移動し、本体の電源をONにします。ルンバには、お掃除モードが3つ(CLEAN、MAX、SPOT)ありますので、希望のモードをえらんでボタンを押すだけ。指示を受けたルンバは「チャラリラ~♪」と合図を発しスタートします。あとはルンバの気の向くままで、全ておまかせです。

■回転する小さいほうきが働き者

本体裏にある「エッジクリーニング・ブラシ」がくるくる回る自動ほうきです 右写真のエッジクリーニング・ブラシが、運転中はぐるぐると回転し続け、壁に沿って床と壁の隅に溜まるホコリをかき集めてくれます。まさに、せっせとゴミを掃く自動ほうきの様です。このブラシの働きで、壁際や部屋の隅は、思ってる以上にキレイに掃除ができていました。目視では、床のホコリは概ねキレイにしてくれていました。

■こんなところは大丈夫

椅子の下まで入り込み掃除をするルンバ 本体が壁やキャビネットなどの障害物にあたると、グレイのバンパー部分がクッションとなり衝撃を吸収しつつ、方向転換をします。テーブルや椅子の下なども、積極的に入り込んで、しっかり掃除をしてくれている様子がうかがえます。

置き敷きのカーペット程度の段差なら難なくクリア 写真はループ状のカーペットを置き敷きにしていますが、この程度の段差であれば、すいすいと移動していきます。本体裏のローリングブラシが察知して、床の素材により、フィットする圧力を自動で変化させる機能が付いているとのこと。なので、カーペットでもフローリングでも、切り替えの必要なくそのままでOKです。

■こんなところが苦手です

ルンバが苦手な家具レイアウトによりできた凹みスペース ルンバが苦手なのは、凹部のスペース。右のように、家具の配置によっては凹むスペースができることがありますが、幅が35cm以上ないと本体が入っていけないため、掃除はしてくれません。これがルンバ最大の弱点といえるでしょう。

家具下9cm以上ならルンバは入り込んで行けます また、家具下にも制限があります。高さ9cm以下の場所には入れません。従って、脚付きやキャスター付きの家具下の掃除は、自分で掃除をしなくてはなりません。しかし、これは通常の掃除機でも同じレベルなので、ルンバの弱点とは言えませんね。

■お掃除終了!

選択したモード(CLEAN、MAX、SPOT)の作業を終えると、ルンバは自らホームベースへと戻り、定位置に納まります。そして次の出番に備えるかのごとく、速やかに充電を開始します。この真面目さに、おのずと好感度はアップするのでした。

■所要時間は?

付属の説明書には、6畳目安で15~20分と表記があります。ガイドが試した結果では、6畳で約25分・14畳で約55分でした。汚れの多さで時間の長さは多少変化するかと思いますので、目安として参考にして下さい。

■音&操作性

サイクロン掃除機などと比べて、特別うるさいというレベルではありません。吸い込みの風音というより、ルンバが動く機械音の方が大きく聞こえている感じでした。リモコンがあるので遠隔操作も可能です。電話などがかかってきて、静かにしたい時などは便利でした。
※ルンバのホームページでは、動画での解説もしていますので、合わせてご覧下さい。

このように、とても働き者のルンバですが、果たしてしてその実力は?次ページでは、その結果をご報告します。


ルンバの基本的な清掃パターン
エッジクリーニング・ブラシ
椅子の下にもぐるルンバ
段差とルンバ
ルンバが苦手な家具レイアウト
家具下に入るルンバ
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