購入後は有料が常識?
主な国内メーカーについて、カスタマーサービスの窓口と受付時間を表にまとめました。以下の表をじっくりとご覧下さい。(2004.10現在)
この表の【問合せ方法】を見て、ちょっと驚きませんか?問合せ窓口は全て“フリーダイヤル=無料”なのに対し、修理は大半が“有料ダイヤルorナビダイヤル”。問合せ窓口を購入前と後で分けている【SANYO】【SHARP】に至っては、問合せに関しても、購入後は有料ダイヤルとなっています。これは一体...?
購入前もお客様ですが、製品を買ってくれた人の方が、本当の意味での“カスタマー”なのではないでしょうか?「購入前も含めた問合せ」を無料にできるくらいなら、「購入後の修理受付」を無料にすべきだ!と感じます。この現象をみてメーカーが考える『カスタマーサービスとは?』と疑問を持たずにはいられないガイドでした。
受付時間もチェックポイントのひとつ
受付時間も、月~金の9時~5時というメーカーから、365日24時間受付OKとしているメーカーまでかなり差があります。平日の昼間しか問合せができないのでは、共働きや働いているひとり暮らしの人には不都合が生じることもあります。生活を便利にするための生活家電ですから、調子が悪い時はできるだけ早く対処したいものです。修理は販売店が原則とはいえ、ユーザーは、どんな時でも対応してくれるメーカーのサービス体制を望んでいると思います。
購入時、どちらのメーカーにしようか迷ったら、この辺のサービス体制も考慮に入れてメーカーを選ぶと安心かもしれませんね。
いかがでしたか?現時点(2004.10)で、問合せも修理も全国フリーダイヤルで365日24時間受け付けているのは【東芝】のみ(素晴らしいです!)。また【三菱電機】も一部地域の修理が有料ですが、365日24時間受け付けとなっています。今や生活家電もIT化が進み、オーブンレンジや冷蔵庫もネット対応になりつつあります。今後ますます複雑化していく傾向だからこそ、メーカーのサービス体制をより充実して欲しいと節に願います。
【参考INDEX】アフターサービス(生活家電)