根本的に、冷媒としてこれまでの代替フロン(HFC-134a)ではなく、イソブタン(HC-600a)を使用しているという点では各社共通です。
また、「表記上では」ノンフロンタイプとして消費電力などで従来機に目立って劣る点はありません。
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内容積 |
消費電力 |
幅 x 奥行 x 高さ |
ナショナル NR-C32EP |
320L |
370 |
590 x 616 x 1598 |
東芝 GR-NF47K |
465L |
280 |
665 x 660 x 1798 |
東芝 GR-NF42K |
415L |
280 |
600 x 660 x 1798 |
三洋 SR-H31C |
305L |
400 |
593 x 635 x 1680 |
日立 R-S31HRV |
305L |
370 |
540 x 615 x 1725 |
シャープ SJ-NF35G |
345L |
390 |
600 x 670 x 1700 |
サイズ的にも、大型モデルから投入した東芝を除けば、300Lクラスの中型機という点も共通しています。
ただし、大きければ消費電力が高いわけではない、というのが近年の冷蔵庫のポイント。実際には大型の東芝の方が少ない消費電力となっています。(開閉時に外気が逃げる量も変わるので、一概に表示値が全てというわけではありません)
ノンフロン機に関しては、特徴的な機能を押し出した製品は少なく、自動製氷機能や脱臭機能なども全機種が搭載。
大型機の東芝と、お得意の「どっちもドア」のシャープが最も特色のある製品と言えるでしょう。
冷蔵庫は性能だけでなく、外形寸法や庫内のレイアウトなどユーザーによりニーズが大きく変わります、そういう意味で、多くのメーカーから製品が登場してきたことは選択肢を増やしてくれるのがうれしいですね。
また、冷蔵庫メーカーとしては三菱や富士通ゼネラルなど、ノンフロン未発売のメーカーの参入にも今後期待したいところです。