旅の計画は、国内旅行は”目的重視“へシフト。海外は依然として”行き先重視“が多勢
以前は旅行といえば「○○へ行く」とまずは場所ありきでした。パンフレットもガイドブックも地域別しかない時代が長く続きましたが、しかし昨今はちょっと様子が違うよう。鉄道旅行を楽しんだり、宿をわたりあるいたり…・・・旅行へいくさいに重視する点が違ってきちるのでは? という思いで調査したところ面白い結果に。
海外旅行は多くの方(72.0%)が行き先を決めてから旅行計画にかかると回答していますが、国内旅行は行き先重視の人が57.5%と6割未満に減り、代わって目的重視の人が30.1%と海外旅行の倍以上に。目的重視とは、温泉・ビーチ・避暑etc、先ずは目的を決めてそこから場所を絞っていくスタイルと今回は定義しています。私もどちらかというとこのタイプ。「ひなびた感じの温泉に行きたい」という思いがあって具体的に全国の温泉地から行き先を絞って行くことが多いですね。これもインターネットの発達によって、様々な情報の取り方ができることと深く関係していそうです。
また目的重視型は、全体では30.1%ですが、各世代毎に重視する割合をみると、50代は35.8%、60代が36.8%の人が目的重視と回答。他の世代と比べて“目的”から旅を計画する人の割合が高くなっています。退職をして(もしくは控え)、長年の思いとともに旅へ出かける方も多いのかもしれません。
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