Excel、WordをはじめとするMicrosoftOffice製品には、Officeの正規ユーザーであれば自由に使えるクリップアート集(いわゆる素材集)が添付されています。イラスト・ボタンやライン・背景・サウンド素材等が豊富に収録されているのですが、Officeで図形描画機能を使わないユーザーさんですと、「知らなかった」という方も多いかもしれませんね。どちらかというと、「遊び心の少ない、堅いイメージのイラスト」が多いので、ビジネス関係のサイトを作りたい人にオススメです。もちろん、ExcelブックやWord文書、PowerPointによるプレゼンテーション書類にも利用できます。
「え~?可愛い素材ないの?じゃあイラナイ!」と、思ったアナタ!ここで画面を閉じないで、次のページをチェックしてください。ちゃんと用意されているんですってば、可愛い奴も♪
MicrosoftOfficeでは、イラスト・写真・アニメーション・サウンド・ビデオ等のマルチメディア素材を総称して「クリップアート」と呼び、それら個々のファイルのことを「クリップ」と呼んでいます。
Office製品でクリップアートを活用するなら、是非是非覚えておいていただきたいのが「クリップオーガナイザ」と「クリップオンライン」です。今回はMicrosoftOfficeに付属しているクリップ(素材)管理ツール「クリップオーガナイザ」についてご紹介いたしましょう。
なお、この記事では、WindowsXP環境におきましてMicrosoftOfficeXPのExcel2002を使って解説しています。旧バージョンのOfficeシリーズ・Word・PowerPoint・Macintosh等をお使いの方は、必要に応じて内容を置き換えて読んでください。
クリップオーガナイザを活用する方法はいくつかあるのですが、今回はExcelからクリップオーガナイザを呼び出してワークシートにクリップ(素材)を貼り付ける方法を紹介します。クリップアート(素材)の加工については、当ガイドサイトの記事「Excelで素材加工」でExcelを使った簡単・便利な素材加工方法を紹介していますので、あわせてご活用くださいね。