
物価高が続き、生活コストの上昇を感じている人は多いでしょう。好きで削っているわけではなく、仕方なく休日の娯楽費を削っているという人もいるはずです。ただ、そんな中でも、お金をかけずに自分なりの楽しみ方を見つけている人たちがいます。
All About編集部は全国10~70代の200人を対象に「お金をかけない休日の過ごし方」について調査を実施しました。今回はその中から、大阪府に住む47歳女性のエピソードを紹介します。
回答者プロフィール
・年齢:47歳
・家族構成:既婚(子あり)
・職業:専業主婦
・世帯年収:750万円
きっかけは物価高
女性がお金をかけない過ごし方をするようになった背景には、昨今の物価上昇がありました。
「物価が上がって、なかなか旅行に行くこともできないので。少しでもお出掛けを楽しむために、近所で無料の手軽なイベントがないかと探し始めたのがきっかけです」
週末は近所のショッピングモールのイベントや、市が開催しているイベントをチェックして出掛けているといいます。最近充実していたのも、そうした無料イベントの1つでした。
「子どもとショッピングモールの無料イベントに参加しました。子ども向けのスタンプラリーをしていたので参加したのですが、子どもも満足して、そのあと機嫌よく過ごしてくれたのでありがたいイベントでした」
普段、休日の午後は、子どもはゲームだけして過ごすことが多いため、外出によって夕方までゲームに触れさせずに済むのが一番のメリットだといいます。女性自身にとっても、家の外に出ることがいいリフレッシュになっているそうです。
削った支出、削りたくない支出
もちろん、毎週出掛けるわけではありません。「おやつを手作りしたり子どもが楽しめるクレープにしたりと特別感を出すようにしています」といい、外出しない日にも工夫を凝らしています。
また、娯楽費を見直す中で、真っ先に削った支出として「書籍代」を挙げています。読みたい本や子どもの絵本は、購入せずに図書館で借りるようにしました。これまでは購入した本を読み終えるとリサイクルや古本屋に出すことが多かったため、それなら図書館の方が効率的だと気付いたそうです。
さまざまな工夫で娯楽費を抑える一方で、休日にどうしても削りたくないものもあるといいます。それは「ランチのクオリティー」です。
「平日のお昼ご飯は、私一人で前日の残り物や納豆ご飯など簡単なもので済ませますが、家族で過ごす日のランチは楽しく外食するようにしています」
平日はとことん質素に、休日の家族のランチは楽しく外食にするメリハリの利いたお金の使い方です。
「ぼーっとのんびり過ごす日があってもいいんだ」
休日の過ごし方を変えたことで、意外な気付きもありました。
「まだ子どもが小さいので、市の施設や無料イベントを利用することでお金をかけなくても意外と楽しく過ごせると気付きました。実は無料イベントはたくさんあることも分かりましたし、お金をかけずに過ごすことで気持ちも満足しています」
さらに、休日の捉え方そのものにも変化があったといいます。
「これまでは一生懸命休日を過ごしていましたが、ぼーっとのんびり過ごす日があってもいいんだと肩の力が抜けました」
物価高をきっかけに休日の過ごし方を見直したことで、家計はもちろん、女性自身にもよい変化が生まれたようです。
<調査概要>
「私流!お金をかけない休日の過ごし方」に関する調査
調査方法:インターネットアンケート
調査実施期間:2026年7月27~28日
調査対象:全国10~70代の200人(男性:55人、女性:142人、回答しない:2人、その他:1人)
※回答者のコメントは原文をベースに一部整えています。
※本記事で紹介している人物のプロフィールや数値などは、プライバシー保護のため編集部で一部改変している場合があります。






