日本銀行の追加利上げを受け、銀行の預金金利を引き上げる動きが広がっています。三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクは、2026年8月3日から普通預金金利を現在の年0.3%から年0.4%へ引き上げると発表しました。
また、この流れは地方銀行にも広がっており、ふくおかフィナンシャルグループの4行(福岡銀行、熊本銀行、十八親和銀行、福岡中央銀行)と西日本シティ銀行も同日から普通預金金利を0.4%へ引き上げます。
数年前まで「預金しても利息はほとんどつかない」と言われていた時代から、大きな変化が起きています。今回は、受け取る利息がどのくらい変わったのか確認してみましょう。

わずか数年で金利は「約400倍」に
2024年9月以前、メガバンクの普通預金金利は長らく年0.001%という超低水準でした。しかし、日銀の利上げを受けて段階的に引き上げられ、2026年8月には年0.4%となります。0.001%から比べると、わずか2年余りで約400倍になった計算です。
では、100万円を普通預金に預けた場合、利息はどれくらい変わるのでしょうか。
【100万円を1年間預けた場合の税引き前利息※】
・金利0.001%(2024年ごろ):約10円
・金利0.3%(2026年改定前):約3000円
・金利0.4%(2026年8月以降):約4000円
かつては100万円を預けても年間の利息は10円程度でしたが、これからは同じ100万円で年間4000円程度の利息が期待できるようになります。
※1年間を通じて普通預金残高が100万円で変わらなかった場合の試算。税金は考慮していません。
「預け先」を見直す時代へ
普通預金の魅力は、いつでも自由に出し入れできることです。しかし、金利が上昇するなかで、銀行によって受け取れる利息にも差が出てきています。
また、当面使う予定のないお金であれば、普通預金に置いたままにせず、定期預金や個人向け国債などを活用する方法もあります。預金金利が上昇している今、お金の置き場所を見直すことは、資産を守るうえで大切なポイントになりそうです。
まとめ
メガバンクや主要な地方銀行の普通預金金利は、2024年ごろの0.001%から0.4%へと約400倍に上昇しました。
100万円を預けた場合、年間の税引き前利息は約4000円となり、低金利時代とは状況が変わりつつあります。「金利のある世界」が戻りつつある今こそ、普通預金、定期預金、個人向け国債などを上手に使い分けながら、自分に合ったお金の置き場所を考えていきましょう。







