株・株式投資

東京エレクトロン急落局面で「利回り5%」の衝撃。20代で2000万円を「1点買い」した投資家の勝算

株式投資で資産を築いたママ投資家が、暴落時に2000万円を1点買い!? 元手240万円を4億円にしたママ投資家・ちょる子さんは、いかにして大きなチャンスをつかんだのか。その判断基準と成功への道のりを紹介します。※サムネイル画像:PIXTA

All About 編集部

All About 編集部

「All About」は、マネー・暮らし・住宅・グルメ・旅行・健康など多彩な分野で、その道のプロ(専門家)が、日常生活をより豊かに快適にするノウハウから業界の最新動向、読み物コラムまで、多彩なコンテンツを発信する日本最大級の総合情報サイトです。

...続きを読む
暴落局面でチャンスをつかんだママ投資家の判断基準とは? ※画像:PIXTA
暴落局面でチャンスをつかんだ投資家の判断基準とは? ※画像:PIXTA

誰もが恐れる「暴落」をチャンスに変え、元手240万円から4億円を築いたママ投資家・ちょる子さん。20代で2000万円を1銘柄に投じ、資産1億円への足掛かりを掴んだ彼女の驚きの決断力に迫ります。

著書『ママ投資家が育休中に1億貯めた株式投資』(ちょる子著)から一部を抜粋し、今回はテクニカル分析を武器に、半導体関連株の暴落局面で「お宝株」を掴んだ実録エピソードをご紹介します。

目次

チャートを武器にする理由チャートを武器にする理由チャートを武器にする理由

私が出会ったのが、「テクニカル分析」という手法です。

テクニカル分析とは、過去の値動き(株価チャート)の規則性から、未来の価格を予測する手法。「過去にその銘柄をほしがった人、売りたかった人がどれだけいたか」という投資家の心理を読み解くものです。

一方で、企業の業績や国の経済状況から本質的な価値を判断する手法を「ファンダメンタルズ分析」といいます。

「私は、ファンダメンタルズ分析よりテクニカル分析(株価チャート)のほうが相性がいい」直感的にそう確信しました。

投資の世界には、唯一絶対の正解などありません。

だからこそ、初心者のうちに「自分はどの武器(手法)で戦うのか」「誰の言葉を信じるのか」を1本化することは、迷いを消すために極めて重要です。

私自身は、企業の細かい業績分析より「株価チャートを読むこと」を何よりも大切にしているのです。

マネー誌やYouTubeで勉強しつつ、株価チャートを読んで狙いを定めていたのは、半導体製造装置の巨人・東京エレクトロンでした。当時の株価は1万8000円前後(分割前)の値がさ株(1株当たりの株価水準が市場平均に比べてかなり高い株)です。

暴落で現れた高配当のお宝株

株価チャートを眺めながら「いつか株価が下がって割安に買えるチャンスが訪れれば!」と手ぐすね引いて待っていた矢先の2019年1月、米アップルの業績予想の下方修正に端を発して世界的な株安に見舞われた「アップル・ショック」が勃発したのです。

日本のテクノロジー株が軒並み急落。東京エレクトロンも1万5000円を割り込む水準まで売られました。そのとき、私はある事実に気づき、目を見開きました。

「配当利回りが5%に達している……!」オリエンタルランド株を売却して得た1584万円+現金400万円で東京エレクトロン株を買えば、年間約100万円の配当金が入ってくる!

配当金とは、自分が働かなくてもお金が入ってくる不労所得です。

正直、当時の私には半導体の未来を完璧に予測する力はありませんでした。それでも「4Gから5Gへの転換期。半導体は絶対に必要とされる」という大局観と、この破格の配当利回り。

「これなら、買った後で株価が下がっても納得できる!」私は、手元の約2000万円すべてを投じて、東京エレクトロン株を「1点買い」しました。

20代の身で、約2000万円を1つのカゴに盛る。客観的に見れば無謀に映るかもしれませんが、不思議と恐怖心はありませんでした。

「買ったら売るな(=長期保有)」という父の教えが、暴落局面で私を支えてくれたのです。

さらに決定打となったのは、その後の株主総会でした。

登壇した東京エレクトロンの社長がニコニコと満面の笑みで、「これから半導体市場は5~10年で倍になります」と断言したのです。

自社に有利な未来予測ですから、話半分で聞くくらいでいいと、いまの私なら思うのですが、その自信に満ちた表情を見て、「この船に乗っていいんだ!」と、納得感は「勝利の予感」へと変わりました。

ちなみに、2026年4月現在の東京エレクトロンの配当利回りは1.5%程度。もし再び「利回り5%」になるような局面が訪れれば、私は迷わず当時と同じ決断をするでしょう。

なにはともあれ、私の「億り人」への旅路の、記念すべき第一歩でした。

著者:ちょる子(兼業投資家)
2児のママ。父親の影響を受け、2011年に240万円から株主優待を目当てに株式投資をスタート。2019年、産休・育休をきっかけに、本格的に株式投資を開始し、大型株のデイトレードに挑戦。2021年に資産1億円達成。以降は短期投資と高配当株投資に移行。2026年には資産4億円を突破。現在は育児に加えてPRやIR関連の仕事も手掛けながら投資を続けている。Ⅹでの飾らない発信と、時おり見せる「爆損芸」も人気を集める。ダイヤモンドZAI、日経マネー、田端大学投資学部、NewsPicks、ラジオNIKKEI、日経CNBC、日経モーニングプラス、マネーのまなび、投資戦略フェアなど出演・登壇多数。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
本記事の内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の金融商品や投資行動を推奨するものではありません。
投資や資産運用に関する最終的なご判断はご自身の責任において行ってください。
掲載情報の正確性・完全性については十分に配慮しておりますが、その内容を保証するものではなく、これに基づく損失・損害などについて当社は一切の責任負いません。
最新の情報や詳細については、必ず各金融機関やサービス提供者の公式情報をご確認ください。
【編集部からのお知らせ】
・「家計」について、アンケート(2026/7/31まで)を実施中です!

※抽選で20名にAmazonギフト券1000円分プレゼント
※謝礼付きの限定アンケートやモニター企画に参加が可能になります

あわせて読みたい

カテゴリー一覧

All Aboutサービス・メディア

All About公式SNS
日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
公式SNS一覧
© All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます