年金・老後のお金クリニック

年金生活でアルバイトを始めたら、家族の健康保険の扶養から外れますか?

老後のお金や生活費が足りるのか不安ですよね。老後生活の収入の柱になるのが「老齢年金」ですが、年金制度にまつわることは難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。そんな年金初心者の方の疑問に専門家が回答します。今回は、年金をもらっている人がアルバイトする場合についてです。年金についての質問がある人はコメント欄に書き込みをお願いします。※サムネイル画像:PIXTA

All About 編集部

老後のお金や生活費が足りるのか不安ですよね。老後生活の収入の柱になるのが「老齢年金」ですが、年金制度にまつわることは難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。そんな年金初心者の方の疑問に専門家が回答します。今回は、年金をもらっている人がアルバイトする場合についてです。年金についての質問がある人はコメント欄に書き込みをお願いします。

Q:年金生活ですがアルバイト収入があると家族の健康保険の扶養に影響しますか?

「年金生活で、家族の扶養に入っていますが、アルバイトを始めました。家族の健康保険の扶養から外れることはありますか?」(60代)

年金生活ですが、アルバイトを始めました(画像:PIXTA)
年金生活ですが、アルバイトを始めました(画像:PIXTA)

A:アルバイトで収入が増えると、健康保険の扶養から外れる可能性があります。年金収入も含めた「収入の見込み」で判定される点に注意が必要です

社会保険(健康保険)の扶養(被扶養者)には、収入の要件があります。税金上の扶養とは別のルールで、基本的には「今後の年間収入見込み」によって扶養に入れるかどうかが判断されます。

一般に、60歳以上の人は、健康保険の扶養に収まる目安が「年間収入180万円未満」とされています。アルバイトを始める場合は、給与収入だけでなく年金収入も合算して見られるため、給与(額面)と年金(額面)の合計がこの基準を超えると、扶養から外れる可能性があります。

また、75歳以上になると後期高齢者医療制度に加入することになり、健康保険の扶養に入ることはできません。

健康保険の扶養の判定基準や運用は、加入している健康保険(協会けんぽ、健保組合など)によって異なることもあります。アルバイトを始める前に、年金額と給与の見込みを伝えたうえで、扶養の条件を確認しておくと安心です。

なお、健康保険の扶養と税金上の扶養は別の制度のため、必要に応じて確認しましょう。

※専門家に取り上げてほしい質問がある人はこちらから応募するか、コメント欄への書き込みをお願いします。

監修・文/深川 弘恵(ファイナンシャルプランナー)

【編集部からのお知らせ】
・「家計」について、アンケート(2026/4/30まで)を実施中です!

※抽選で20名にAmazonギフト券1000円分プレゼント
※謝礼付きの限定アンケートやモニター企画に参加が可能になります
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
本記事の内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の金融商品や投資行動を推奨するものではありません。
投資や資産運用に関する最終的なご判断はご自身の責任において行ってください。
掲載情報の正確性・完全性については十分に配慮しておりますが、その内容を保証するものではなく、これに基づく損失・損害などについて当社は一切の責任負いません。
最新の情報や詳細については、必ず各金融機関やサービス提供者の公式情報をご確認ください。

あわせて読みたい

カテゴリー一覧

All Aboutサービス・メディア

All About公式SNS
日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
公式SNS一覧
© All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます