今回は、定額貯金の大きな特徴である「6カ月後の自由度」の仕組みをおさらいしつつ、最新金利で20万円、50万円、100万円を預けた場合に、将来どれだけの利息が受け取れるのかを分かりやすく解説します。
ゆうちょ銀行の定額貯金とは?
定額貯金の最大の特徴は、一定期間が過ぎればいつでも自由に解約できる「柔軟さ」にあります。【預入期間】
最長10年。6カ月後から自由に解約可能です。
【預入金額】
1000円以上(1000円単位)
【金利の仕組み】
預け入れから3年までは、6カ月ごとに段階的に金利が上がる仕組みになっています。さらに10年間は「半年複利」で計算されるため、長く預けるほど利息が利息を生み、効率よく積み上がります。
【中途解約したいとき】
定額貯金は、預入から6カ月を過ぎると、いつでも解約(払い戻し)が可能になります。ただし、6カ月以内に解約する場合は「据置期間内払戻金利」が適用され、利息はほとんどつかないので注意が必要です。
また、解約は「口数単位」で行います。例えば1口100万円で預けた場合、払い戻すときはその100万円ごと(=1口単位)になります。一部だけを分けて引き出すことはできませんので、口数の設定にも気を付けておきましょう。
「6カ月を過ぎれば払い戻し自由」というのは、金利上昇局面において大きなメリットといえます。とりあえず定額貯金に預けておき、半年後により魅力的な金利の商品が登場していれば、ペナルティーを気にせず新たな預け先に移行を検討できます。
参照:ゆうちょ銀行「定額貯金」
2月9日からの金利改定:上昇幅をチェック
今回の改定では、全ての期間で金利が大きく引き上げられました。・6カ月以上1年未満:0.21%→0.31%(+0.1%)
・1年以上1年6カ月未満:0.23%→0.34%(+0.11%)
・1年6カ月以上2年未満:0.25%→0.37%(+0.12%)
・2年以上2年6カ月未満:0.27%→0.41%(+0.14%)
・2年6カ月以上3年未満:0.29%→0.45%(+0.16%)
・3年以上:0.32%→0.51%(+0.19%)
参照:貯金金利の引き上げのお知らせ ゆうちょ銀行
定額貯金に20万円、50万円、100万円を預けてみたら?
2026年2月9日からの金利を適用して、20万円、50万円、100万円を3年、5年で預けた場合の利息を比べてみましょう。なお、利息からは一律20.315%の税金が引かれます。以下の利息額は、全て税引き後(受け取り金額)となっています。
【20万円】
・3年:金利0.51%・半年複利……約2455円
・5年:金利0.51%・半年複利……約4112円
【50万円】
・3年:金利0.51%・半年複利……約6136円
・5年:金利0.51%・半年複利……約1万278円
【100万円】
・3年:金利0.51%・半年複利……約1万2270円
・5年:金利0.51%・半年複利……約2万555円
定額貯金は、預け入れから半年が経過すればいつでも引き出せる「柔軟さ」が大きな魅力です。2026年2月9日時点で、メガバンクの普通預金やゆうちょ銀行の通常貯金の金利は年0.3%となっています。「普通預金よりは少し有利に運用したいけれど、いざというときの使い勝手も譲れない」という方にとって、定額貯金はバランスのよい選択肢です。
今後の金利動向やライフスタイルの変化を見据えつつ、柔軟に対応できる「一時的な資金の置き場所」として、定額貯金を活用してみてはいかがでしょうか。








