2026年に入り各銀行が金利を引き上げる中で、預け先1つで受け取れる利息には大きな差が生まれています。「流動性を確保しつつ、賢く働いてほしい」と考える方にとって、インターネットで申し込める銀行の定期預金は非常に有力な選択肢です。
今回は、信頼の厚い「ゆうちょ銀行」と、好条件を打ち出すインターネットで申し込める銀行を比較。退職金の一部である100万円を1年・3年・5年で預けた際、どれほどの利息の違いが生まれるのかを見ていきましょう。
※利息は100万円を預けた場合の概算です。3年・5年ものは半年ごとの複利計算を前提としています。実際の受取額は付利単位や日数計算、税金等により異なる場合があります。
SBJ銀行に100万円を預けた場合
SBJ銀行は、インターネットで利用できる銀行の中でも常にトップクラスの金利水準を維持している注目の銀行です。特に「はじめての定期預金〈はじめくん〉」は、新しく口座を開設した方専用の強力な商品です。預入期間は、以下のほかにも6カ月や2年といった選択肢があり、ご自身のライフプランに合わせて柔軟に選べます。【はじめての定期預金〈はじめくん〉・1年もの】
・金利:1.35%(2026年2月12日時点)
・税引き後の受取利息:約1万758円
【はじめての定期預金〈はじめくん〉・3年もの】
・金利:1.40%(2026年2月12日時点)
・税引き後の受取利息:約3万3468円
【はじめての定期預金〈はじめくん〉・5年もの】
・金利:1.45%(2026年2月12日時点)
・税引き後の受取利息:約5万7772円
預入金額は、10万円以上(1円単位)500万円まで。
参照:SBJ銀行「はじめての定期預金〈はじめくん〉」
トマト銀行の「ももたろう支店」に100万円を預けた場合
地方銀行の「インターネット支店」は1年のみ高金利適用が多い中、トマト銀行の「ももたろう支店」は、1年ものだけでなく、3年・5年といった預け入れにも高い金利のキャンペーン(2026年3月末まで、募集上限あり)を実施しています。【スペシャルきびだんご定期預金・1年もの】
・金利:1.0%(2026年2月12日時点)
・預入金額:1万円以上100万円以下(1円単位)
・税引き後の受取利息:約7969円
【きびだんご定期預金・3年もの】
・金利:1.05%(2026年2月12日時点)
・預入金額:1万円以上999万円以下(1円単位)
・税引き後の受取利息:約2万5434円
【きびだんご定期預金・5年もの】
・金利:1.10%(2026年2月12日時点)
・預入金額:1万円以上999万円以下(1円単位)
・税引き後の受取利息:約4万4928円
いずれも「ももたろう支店」の総合口座をお持ちの方が対象です。このキャンペーンは2026年3月31日までとなっていますが、募集総額が70億円に達した時点で取り扱い終了となります。退職金などのまとまった資金を、金利が確定している今のうちに確保しておきたいという方には、有力な選択肢となるでしょう。
参照:トマト銀行 ももたろう支店インターネット専用「定期預金」
ゆうちょ銀行に100万円を預けた場合
全国津々浦々のネットワークを誇るゆうちょ銀行は、身近な窓口で対面相談ができる圧倒的な安心感があります。金利はネット銀行や地方銀行のキャンペーンに比べると控えめです。【定期貯金・1年もの】
・金利:0.4%(2026年2月12日時点)
・税引き後の受取利息:約3188円
【定期貯金・3年もの】
・金利:0.6%(2026年2月12日時点)
・税引き後の受取利息:約1万4452円
【定期貯金・5年もの】
・金利:0.7%(2026年2月12日時点)
・税引き後の受取利息:約2万8334円
預入金額は、いずれも1000円以上(1000円単位)からです。
参照:金利一覧 ゆうちょ銀行
退職金を「隔離」しつつ、賢く育てる
比較の結果、100万円を5年間預けた場合の利息の差は、SBJ銀行とゆうちょ銀行で約2万9000円にもなりました。退職金という大きな資金を管理する際、大切にしたいのは「使ってしまわないよう生活費と場所を分ける(隔離)」こと。そして、いざというときには引き出せる「動かしやすさ(流動性)」のバランスです。
その点、今回ご紹介した銀行は、1年・3年・5年とライフスタイルに合わせて預ける期間を柔軟に選べるうえ、現在の金利上昇の恩恵をしっかり受けられる高水準な金利設定となっています。「元本を守りながら、無理なく資産を育てたい」と考えるシニア世代の方にとって、非常に相性のよい選択肢といえるでしょう。








