しかし、2026年に入り、普通預金の金利にも大きな変化が起きています。わざわざ定期預金に切り替えなくても、預け先を少し見直すだけで、利息が育つ環境が整ってきました。今回は最も身近な「普通預金」の金利を、ゆうちょ銀行とネットで預け入れできる高金利な銀行で比較してみましょう。
普通預金の特徴
普通預金は、給与の受け取りや光熱費の引き落としなど、日常の「お財布」として機能する口座です。まずはその特徴を再確認してみましょう。・自由な出し入れ
いつでも引き出し・入金ができ、利便性が抜群です。
・安全な資産管理
預金保険制度(ペイオフ)により、万が一の際も元本1000万円とその利息までが保護されます。
・決済機能
公共料金やクレジットカードの引き落としにそのまま使えます。対応していない金融機関もあります。
・注意点
自由度が高い半面、定期預金に比べると金利は低めに設定されることが多いです。また「生活費」と同じ場所にあるため、知らぬ間に使い過ぎてしまうこともあります。
●「生活費」と「万が一のお金」を分けるメリット
メインの普通預金口座にまとまった金額を置きっぱなしにしているなら、口座を分けて管理することをおすすめします。
・毎月の生活費(2~3カ月分)⇒いつもの普通預金に置く
・万が一の出費(医療費、家電の故障など)⇒高金利な「別の普通預金」へ
このように、あえて物理的に場所を分けることで、「急な出費」に備えつつ、無意識な使い過ぎを防ぐことができます。
ゆうちょ銀行の通常貯金、銀行の普通預金に20万円を1年預けたら?
普通預金はもともと金利が低い商品ですが、ここ最近は銀行各社で金利の見直しが進んでいます。定期預金よりも高金利のものがあります。●ゆうちょ銀行
ゆうちょ銀行の通常貯金は、一般的な銀行の普通預金にあたります。利便性の高さでは群を抜くゆうちょ銀行。2月からの金利アップはうれしいニュースです。
【通常貯金に20万円を1年間預けた場合】
・金利0.3%(2026年2月より)
・税引き後の受取利息:約479円
上記は、金利・残高が1年間変わらなかった場合の単純計算です。
参照:ゆうちょ銀行「貯金金利の引き上げのお知らせ」
●あおぞら銀行 BANK支店
100万円以下の残高に対して、業界最高水準の0.75%が適用されます。無条件でこの金利は破格です。
【普通預金に20万円を1年間預けた場合】
・金利:0.75%(2026年2月より)
・税引き後の受取利息:約1196円
上記は、金利・残高が1年間変わらなかった場合の単純計算です。なお、金利年0.75%が適用されるのは残高100万円以下だけ。100万円を超えると金利は「0.5%」が適用されます。
参照:あおぞら銀行BANK普通預金
●島根銀行 スマートフォン支店「しまホ!」
「しまホ!」は、全国どこからでもアプリ1つで簡単に口座開設ができます。
【普通預金に20万円を1年間預けた場合】
・金利:0.7%(2026年2月時点)
・税引き後の受取利息:約1116円
上記は、金利・残高が1年間変わらなかった場合の単純計算です。
参照:島根銀行スマートフォン支店「しまホ!」
●三菱UFJ銀行 アプリ口座開設
金利に加え、新規利用者向けの強力な現金プレゼントが光ります。
【普通預金に20万円を1年間預けた場合】
・金利:0.3%(2026年2月より)
・税引き後の受取利息:約479円
・特典:2026年3月31日(火)までの条件達成で現金が受け取れるキャンペーンを実施しています。特典を受けるには、「口座開設+15万円以上の預け入れ」が必要です。
上記は、金利・残高が1年間変わらなかった場合の単純計算です
参照:
三菱UFJ銀行「円預金金利及び短期プライムレートの改定について」
三菱UFJ銀行「アプリの新規口座開設キャンペーン」
まずは「使わないお金」を分けることから
定期預金のように「当面使わないお金」を固めてしまうのが不安な場合でも、普通預金の預け先を少し見直すだけで、金利の恩恵を十分に受けることができます。何もせずに置きっぱなしにしていれば、気付かないうちに生活費として消えてしまうかもしれません。これからお金との付き合い方を整えたい方は、まず「当面使わないお金」を少しでも金利のいい口座へ移すことから始めてみましょう。








