節約

大切なブーツの「臭い・カビ・型崩れ」を防ぐ! やってはいけない「NGお手入れ」6選

せっかく買ったブーツだからこそ、いい状態で長く履きたいものです。しかし、間違ったお手入れ方法はブーツの寿命を縮めてしまいます。今回は、やってはいけない「ブーツのお手入れ方法」と正しいお手入れ術をご紹介します。

矢野 きくの

矢野 きくの

節約・家事・100円ショップ ガイド

食育指導士

家事アドバイザー・節約アドバイザーとして、家事の効率化、家庭でできるSDGsを中心に、テレビ、講演、連載などで活動。 時短家事術、シニア家事のアドバイスをはじめ、「防災士」として家庭での備え、「食育指導士」の資格も持ち食品ロス削減をテーマにした講演など【著書】シンプルライフの節約リスト(講談社)他。

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ブーツのお手入れ

ブーツは正しい手入れをすれば寿命が長くなる

お気に入りのブーツを履こうと思ったら、「カビが生えていた」「嫌な臭いがする」「形が崩れていてショック……」なんて経験はありませんか? ブーツは一般的な靴よりも湿気がこもりやすく、デリケートな素材が使われているため、よかれと思ってやっているお手入れが実は逆効果になっていることも少なくありません。

今回は、大切なブーツの「臭い・カビ・型崩れ」を防ぐために絶対に避けるべきNG習慣を徹底解説します。

【ブーツの臭い編】NGな乾燥・消臭法

ブーツの臭いの原因は、足から出た汗(水分)と、それを餌にする雑菌の繁殖です。

・帰宅後すぐに下駄箱にしまうのは「NG」
一日履いたブーツの内部は、コップ一杯分の汗を吸っているといわれるほど湿っています。そのまま密閉された下駄箱にしまうのは、雑菌に「どうぞ繁殖してください」といっているようなもの。少なくとも一晩は玄関に出しておき、風を通しましょう。

・毎日同じブーツを履き続けるのは「NG」
お気に入りのブーツを毎日履きたい気持ちは分かりますが、ブーツ内部の湿気が完全に抜けるには2~3日かかります。湿った状態が続くと、繊維の奥まで臭いが染み付いてしまいます。2~3足でローテーションし、休息日を作ることが最大の消臭対策です。

【ブーツのカビ編】NGな保管・水気対策

カビは一度発生すると、根を除去するのが非常に困難です。特に革製品はカビの栄養源が豊富なので注意が必要です。

・濡れたブーツをドライヤーで急激に乾かすのは「NG」
雨で濡れた際、早く乾かそうと熱風を当てるのは厳禁です。革が硬化してひび割れたり、変色したりする原因になります。また、表面だけ乾いて内部に湿気が残ると、内側からカビが大量発生するリスクが高まります。新聞紙やキッチンペーパーを詰め、風通しのいい日陰でじっくり自然乾燥させましょう。

・ビニール袋に入れて保管するのは「NG」
オフシーズンに購入時の箱やビニール袋に入れて密閉するのは、カビを育てる温室を作っているようなものです。日本の住宅は気密性が高いため、下駄箱の中でも湿気がたまります。 不織布などの通気性のいい袋に入れるか、箱に入れる場合はふたに穴を開け、乾燥剤と一緒に保管しましょう。

【ブーツの型崩れ編】NGな脱ぎ方・置き方

ブーツの型崩れ

脱いだ後の状態でブーツは型崩れしてしまう

ブーツはシルエットが命。一度付いた深いシワや折れ曲がりは、プロでも直すのが大変です。

・玄関に「脱ぎっぱなし・倒しっぱなし」は「NG」
ロングブーツなどを自立させずにクニャッと曲がったまま放置していませんか? その状態で放置すると、曲がった部分の革に負荷がかかり、深いクラック(ひび割れ)の原因になります。脱いだらすぐに「ブーツキーパー」を入れましょう。専用のものがなければ、新聞紙を丸めて筒状にしたものを入れるだけでも効果絶大です。

・靴べらを使わずに強引に履くのは「NG」
特にサイドゴアブーツやジップのないタイプを、かかとをつぶしながら強引に履くのはNGです。かかと部分(カウンター)が芯から折れてしまうと、歩行時の安定性が失われ、見た目も一気にくたびれて見えます。必ず靴べらを使用し、かかとの形状を維持しましょう。

「これだけは守ってほしい」3ステップ

あれこれやるのが面倒な人は、以下の3つだけは守ってください。
  • 「脱いだらブラッシング」:ホコリは湿気を吸い、カビの温床になります。
  • 「玄関で一晩放置」:すぐにしまわない。これが鉄則です。
  • 「防水スプレーを過信しない」:スプレーは汚れ防止にはなりますが、通気性を損なう場合もあります。適量を守り、定期的にかけ直すのが正解です。
 
ブーツのお手入れで大切なのは、特別なテクニックよりも「汚れや湿気をためないこと」と「形状を維持すること」という非常にシンプルな習慣です。今回ご紹介した「やってはいけないこと」を避けるだけで、ブーツの寿命は2倍にも3倍にも伸びます。お気に入りの一足を、来年も再来年も美しく履きこなすために、今日から玄関での習慣を見直してみませんか?
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