株式戦略マル秘レポート

【2026年】2月に下がりやすい業種・銘柄とは?

2月相場は、3月決算企業の決算を控えて利益確定売りが増えるため、株価が下落する傾向にあるといわれています。実際に過去の株価データを確認し、2月相場で下がりやすい業種・銘柄を調べてみました。※サムネイル画像: PIXTA

西村 剛

西村 剛

株式 ガイド

国内運用会社にて中小型株式ファンドマネージャー兼アナリストを経て独立。個人投資家に分かりやすく株式投資を伝授すべく、講演や執筆を行う。最近では統計データを重視したシステムトレードにも注力。

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2月に下がりやすい業種は?

2月相場は、3月決算企業の決算を控えて利益確定売りが増えるため、株価が下落する傾向にあるといわれています。今回は、値動きが激しい2月相場の中でも特に、株価が下がりやすい傾向にある銘柄をご紹介します。株価が下がりやすい銘柄を事前に知っておくことで、不用意に損失を被るリスクを回避できるでしょう。

今回は、2月の株式相場においてどのような業種が下がりやすいのか、日経平均採用銘柄(225銘柄)の過去の株価データから統計的に検証してみました。

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検証対象:日経平均採用銘柄(225銘柄)
検証期間:2000年1月1日~2025年12月31日
1銘柄当たりの投資金額:20万円
買い条件:1月末の寄り付きで買い
売り条件:25営業日経過後の翌営業日寄り付きで売り
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1月末にある業種の銘柄を全て購入し、25日経過後に売却した場合について検証を行います。検証対象の業種の勝率が50%以上で損益がプラスならば、2月は株価が上がりやすく、逆に勝率が50%未満で損益がマイナスならば、株価が下がりやすい月となります。

以上のルールで過去のデータを用いて検証した結果は、以下の通りです。

2月相場の業種ワースト3

検証の結果、値動きが激しい2月相場の中でも、特に勝率の低かった業種を順に紹介します。

1位:繊維(4銘柄)

損益の推移(業種:繊維)※画像:システムトレードの達人

損益の推移(業種:繊維)※画像:システムトレードの達人

勝率:34.62%
勝ち数:18回
負け数:34回
引き分け数:0回

平均損益(円):-4,925円
平均損益(率):-2.46%

平均利益(円):9,273円
平均利益(率):4.64%

平均損失(円):-12,441円
平均損失(率):-6.22%

合計損益(円):-256,098円
合計損益(率):-128.05%

合計利益(円):166,911円
合計利益(率):83.46%

合計損失(円):-423,009円
合計損失(率):-211.51%

PF(プロフィット・ファクター):0.395
平均保持日数:26.15日

2位:建設(9銘柄)

損益の推移(業種:建設)※画像:システムトレードの達人

損益の推移(業種:建設)※画像:システムトレードの達人

勝率:43.81%
勝ち数:99回
負け数:127回
引き分け数:4回

平均損益(円):-2,606円
平均損益(率):-1.30%

平均利益(円):13,144円
平均利益(率):6.57%

平均損失(円):-14,967円
平均損失(率):-7.48%

合計損益(円):-599,492円
合計損益(率):-299.75%

合計利益(円):1,301,262円
合計利益(率):650.66%

合計損失(円):-1,900,754円
合計損失(率):-950.41%

PF(プロフィット・ファクター):0.685
平均保持日数:26.15日

3位:小売業(10銘柄)

損益の推移(業種:小売業)※画像:システムトレードの達人

損益の推移(業種:小売業)※画像:システムトレードの達人

勝率:49.12%
勝ち数:111回
負け数:115回
引き分け数:0回

平均損益(円):-1,554円
平均損益(率):-0.78%

平均利益(円):12,026円
平均利益(率):6.01%

平均損失(円):-14,662円
平均損失(率):-7.33%

合計損益(円):-351,288円
合計損益(率):-175.65%

合計利益(円):1,334,858円
合計利益(率):667.46%

合計損失(円):-1,686,146円
合計損失(率):-843.10%

PF(プロフィット・ファクター):0.792
平均保持日数:26.15日

以上が、2月相場で不調だった3業種の検証結果です。検証結果を見てみると、3業種全ての勝率が50%以下です。3業種共に1トレード当たりの平均損益もマイナスになっています。したがってこの3業種は2月に下がりやすい傾向にあるといえるでしょう。

2月相場の低成績ランキング

では最後に、これらの業種の中でも特に下落傾向が強く、2月相場で軟調に推移する傾向がある銘柄をご紹介します。
2月の低成績銘柄ランキング ※画像:システムトレードの達人

2月の低成績銘柄ランキング ※画像:システムトレードの達人

表は、先ほどの検証において、勝率50%以下の銘柄のランキングです。平均損益がマイナスの銘柄が多く、2月に繊維、建設、小売業といった業種の銘柄をトレードする際は注意が必要でしょう。

株の売買を行う前に今回のように簡単な検証を行うことで、その投資がどの程度リターンを期待でき、どの程度リスクがあるのか、事前に把握できます。検証を行ってから投資すれば、きっと安心感が違うことでしょう。皆さんも投資する際には一度検証してくださいね。

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(このテーマでの検証については、【システムトレードの達人】を使って検証しています。記事の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性、利用者にとっての有用性を保証するものではありません。当社および関係者は一切の責任を負わないものとします。投資判断はご自身の責任でお願いします)
 
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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