
iPhoneの充電について「こまめに充電するとバッテリーが傷む」といった話を耳にしたことはないでしょうか? 日常的に行うことだからこそ正しい情報なのかどうか気になりますよね。
本記事では、このようなうわさが生まれた背景や考え方などを通じて、充電にまつわる情報をひもといていきます。
なぜ「こまめな充電はよくない」と言われている?
「充電するのは使い切ってから」「継ぎ足し充電はよくない」。
実はこういった考え方は、主に昔の携帯電話に使われていたバッテリーの特性に基づいたもの。当時の常識が、今のスマートフォンにも当てはまると誤解されているのが現状です。
「100%まで充電しないと損」「0%になるまで使うべき」といった情報は、今のスマートフォンには当てはまりません。むしろ、バッテリー残量が極端に減ったり増えたりする状態を何度も繰り返す方が、バッテリーへの負担が大きくなります。
iPhoneのバッテリーが劣化する原因
iPhoneに使われているリチウムイオンバッテリーは、「充電回数」そのものではなく、「フル充電サイクル」(バッテリーを合計100%分充電すること)によって劣化が進みます。例えば、50%ずつ2回充電すれば、合計で1回分のフル充電サイクルとカウントされます。
そのため「少し減ったら充電する」「継ぎ足しで充電をする」といった使い方は、バッテリー寿命を縮めるわけではありません。
iPhoneの充電で意識したいポイント
継ぎ足し充電をしても問題はないと分かりましたが、ここでいくつか抑えておきたいポイントを紹介します。
■充電しながらの高負荷操作は避ける
充電中にゲームや動画編集などバッテリーに高負荷がかかる作業を行うと、本体が熱を持ちやすくなります。発熱はバッテリー劣化の大きな要因。充電中はできるだけ使用せず、もし使うとしても軽い操作にとどめるのが無難です。
■純正・認証済みアクセサリーを使う
充電器やケーブルは品質のよいものを選びましょう。Apple純正品や「MFi認証」を受けたアクセサリーを使うことで、不要な負荷がかかるのを避けやすくなります。
■「最適化されたバッテリー充電」を活用する
iPhoneには「最適化されたバッテリー充電」という機能があります。これは、ユーザーの利用状況を学習し、80%以降の充電を遅らせることでバッテリーの劣化を抑える仕組みです。意識せずとも負担を減らせる点が便利なため、通常はオンにしておくとよいでしょう。
■バッテリー状態を定期的に確認する
設定アプリの「バッテリー」→「バッテリーの状態と充電」から、iPhoneの最大容量を確認できます。数値が下がってきたら、使い方を見直したり、交換を検討したりするなど、判断材料として活用してください。
また、アプリ別のバッテリー消費も確認可能です。あまりに消耗が大きいアプリは、設定の見直しや利用頻度の軽減、代替アプリの検討などをおすすめします。







