モテるのは、「関係の入口」にすぎない
ルックスがよければ、好意は抱かれやすくなりますが、それは「関係の入口」にすぎません。「ずっと一緒にいたい」と思われる人になるためには、やはり“愛される魅力”が必要となってきます。だから、「モテること」に満足するのではなく、きちんと「愛される人になる」必要があるのですよね。モテている段階というのは、「相手にとってメリットがあるから好かれている」ことが少なくありません。そこにあるのは、相手の自己愛(自分へ向けた愛)に過ぎないのです。
相手のメリットは何かというと、
- 一緒にいると楽しい(目の保養になる)
- 連れて歩いたら、人に自慢ができる
- 肉体的欲望が満たされる
でも、その程度の表面的な関係の場合は、相手にとって「メリットを感じなくなる」と、別れが訪れやすくなります。
例えば、
- 他にすてきな女性との恋のチャンスが訪れる
- 一緒にいることで、何か不都合なことが出てくる
- あなたとの関係に飽きる
本当の意味で「愛される」というのは、あなたがどんな姿になろうが、どんな状況になろうが、ただただあなたを「受け止め続けたい」「共に生きていきたい」「一緒に幸せになりたい」と思われることです。そして、それは「二人の間にどんな障害ができても、一緒に乗り越えたいと思えるかどうか」がポイントです。
“愛される魅力”とは何か
では、“愛される魅力”とは何でしょうか? はじめに結論を言ってしまうと、実は、それは“愛せる魅力”でもあるのです。なぜなら、多くの人にとって一番大事な存在は誰かというと、「自分自身」。自分を理解してくれる人、きちんと向き合ってくれる人、思いやりを見せてくれる人、愛してくれる人を「人生のパートナーにしたい」と思うことは多いからです。
さらに、「短期間楽しむ恋愛」と「将来を考えるパートナーシップ」には、大きな違いがあります。
かわいくて、ドキドキさせてくれて、非日常を味わえる女性は、短期間楽しむ恋愛には向いています。ですが、さまざまな問題を共に乗り越えていく人生のパートナーには、そういった表面的な魅力よりも、「信頼できる」「互いを理解し、尊重し合える」「一緒にいて自分らしくいられる」などの要素を求める人が少なくありません。
だから、「本命になりたい」と思う人は、「相手に受け止められたい」という気持ちだけでなく、「相手を理解し、受け止める」意思や、相手が心を許せるようになるほどの「誠実さ」も大切です。
ただし、共に生きていく間柄になるには、「努力だけではどうすることもできない相性」も重要になってきます。例えば、「価値観が合うか」「気が合うか」「同じ方向を向いているか」など、単に「相手は好みのタイプかどうか」なんてことを超えた“人間同士の相性”です。
誰もがみな、「自分らしさ」を大切にした方が幸せになれるので、相手に合わせればいいというわけでもありません。もしこれらが合わない相手の場合は、どんなに好きでも、「ご縁はなかった」と思って諦めた方が幸せになれることは、意外と多いのです。
男性側の精神の成熟度にも大きく左右される
ここまで紹介したことは、あくまでも、「男性側の精神が成熟している」場合の話です。相手がそこまで成熟していない場合は、「かわいければ、OK」「ノリで結婚する」なんてことも、実際は起こり得ます。
ただし、その関係が長続きするかどうかは、別の話。なぜなら、遅かれ早かれ、誰もがみな、きちんと「愛すること」を学ぶ必要があるし、それをなくしていい関係は築けないからです。
逆を言えば、あなたがどれだけ誠実で魅力のある女性であっても、相手に「見る目」や「覚悟」がない場合は、その素晴らしさは見抜けません。さらに、相手が持つ劣等感やトラウマなども、少なからず作用します。あなたが優れた人であればあるほど、相手は自己嫌悪感や嫉妬心などの「負の感情」を抱き、苦しくなってしまうこともあるのです。
それで言うと、「人と向き合うことを避けてきた人」は、同じく「向き合わない人」と一緒にいた方が精神的に楽なので、惹かれ合うことは多いもの。真面目に向き合おうとする相手だと、「気持ちが重い」と感じてしまうことすらあるのです。
「類は友を呼ぶ」ので、選ばれなかったことが必ずしも、「あなたの魅力不足が原因」というわけでもないのです。
「人を愛せる女性」でいることは大切
今、あなたがモテなくても、パートナーがいなくても、それ自体は問題ではありません。単に「恋人がいる人、結婚している人は魅力があり、いない人には魅力がない」なんて単純な話ではないからです。ただし、あなた自身がきちんと「人を愛せる女性(思いやりを見せられる女性)」でいることは大切。そういう状態でい続けることができれば、いずれご縁があったときには、幸せなパートナーシップを築けることでしょう。
表面的な部分だけでなく、内面も磨き、心から深くつながれる関係を築ける人でいることを心がけたいものですね。








