Q. 「更年期は膀胱炎になりやすい」って本当ですか?
更年期は膀胱炎になりやすい?
A. 更年期に膀胱炎になりやすいのは本当です。上手に予防とケアをしていきましょう
膀胱炎は、膀胱に細菌が入り込んで炎症を起こす病気です。特に女性に多く見られます。女性の体は男性と比較して尿道が短く、肛門に近く、細菌が膀胱に達しやすいつくりだからです。さらに、体の冷えやトイレの我慢によって膀胱の血流が悪くなると、粘膜の防御力が低下し、細菌が繁殖しやすくなります。
これらの要因に加え、更年期は女性ホルモンの分泌が減少しがち。膀胱の粘膜が薄くなるため、膀胱炎にかかる女性が増えると考えられています。「更年期は膀胱炎になりやすい」というのは、残念ながら事実です。排尿時の痛みや尿のにごり、頻尿などの症状がある場合は、早めに医療機関を受診して、適切に治療することが大切です。
すぐに始められる膀胱炎の予防法は、十分な水分補給と、おなかを冷やさないようにすること。また、日常的にトイレを我慢しないことも効果的です。ちょっとした工夫と早めに対処することで、症状の悪化を防ぎましょう。
さらに詳しく知りたい方は、「なぜ女性に多い?膀胱炎の症状・原因・治療法」をあわせてご覧ください。







