家計簿・家計管理

「家計は自転車操業…」世帯年収500万円・37歳女性が「余裕ある生活」を目指し実践している節約術とは

All Aboutは2025年10月22日に「毎月の支出と現在の生活」に関するアンケートを実施。今回はその中から、山形県に住む37歳女性のリアルな生活収支の実態を紹介します。「副業、ポイ活などで生活の足しに」という女性の節約術とは。※画像:PIXTA

All About 編集部

家計は赤字気味だけれど、なんとか耐えている状態…… ※画像:PIXTA

家計は赤字気味だけれど、なんとか耐えている状態…… ※画像:PIXTA

食費や光熱費などの高騰が家計を直撃しています。たとえ給料が上がったとして、それよりも物価が上がってしまうため、生活が楽になるというより、むしろ苦しくなっていると感じる人も少なくないでしょう。

All Aboutが実施した「毎月の支出と現在の生活」に関するアンケートから、ユーザーのリアルな生活実態を紹介します。自分の家計と照らし合わせるなど、生活の参考にしてみてください。

ボーナスや年末調整で帳尻合わせ

今回紹介するのは、山形県に住む37歳女性(既婚・子あり)の生活実態です。

【山形県在住、37歳女性世帯の収入状況と1カ月の主な出費内訳】
  • 家族構成:既婚(子あり)
  • 雇用形態:正社員
  • 職業:理学療法士
  • 世帯年収:500万円
  • 住宅ローン:9万2000円
  • 間取り:一軒家
  • 食費:5万円
  • 交際費:5000円
  • 電気代:1万円
  • ガス代:0円
  • 水道代:6000円
  • 車の維持費:2万円(2台分)
  • 車のローン:5万円(2台分)
  • 保育料:1万9000円
  • 子どもの被服費:2万円
  • 子どもの習い事代:1万5000円
まず、女性に現在の生活に対して思うところ、考えていることを聞きました。

「少しずつ赤字になっているけど、自転車操業のように何とかやっているという感じです。ボーナスや年末調整で、家計の帳尻を合わせています」

もっと貯蓄を増やしていきたいし、できれば毎年旅行に行けるぐらいのゆとりが欲しい。目的は、“生活自体に余裕を持つ”ことだそう。

副業、ポイ活、ふるさと納税に挑む

では、一体どんなふうに節約しているのか。生活のやりくりのポイントや実践している節約術について聞きました。

「副業やポイ活で生活費の足しになるようにやりくりしています。『ふるさと納税』も利用していて、節税や食費の節約に役立てています」

負担が重い住宅費、車のローン、教育費……。そんな中でも、「余裕のある生活」を目指す女性のように、あらゆる手段の活用にチャレンジするのも、目標を達成するために必要なことなのかもしれません。

<調査概要>
毎月の支出と現在の生活に関するアンケート
調査方法:インターネットアンケート
調査実施日:2025年10月22日
調査対象:全国10~70代の200人(男性:66人、女性:133人、回答しない:1人)

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