権利者から許諾を得ないまま制作
インターメスティックはZoffの公式Xで「江口寿史氏制作イラストに関するご報告」「2018年に実施したキャンペーンにおいて使用したイラストに関し、制作経緯についてのご指摘を受け、事実関係の調査を行いました」とコメントし、声明を発表した。調査の結果、江口氏から納品されたキャンペーン用のイラスト4点のうち2点について、雑誌に掲載された写真を権利者の許諾なく参考にして制作されたものと判明。残る2点は知人を撮影した写真をもとに制作されたことを確認したという。
同社は、モデル本人・所属事務所・出版社に経緯を説明のうえ謝意を伝えたと報告。補償に関しては「江口氏、広告代理店および関係者間で協議を進める」とつづった。
「問題の本質を捉えている」SNSユーザーから称賛の声
また、今回の騒動に関して「江口氏の創作活動や表現手法そのものを否定するものではありません」ともコメント。問題の本質は権利配慮と手続きの不備にあるとしたうえで、広告制作における権利確認・管理体制を見直し、再発防止策を講じる方針を示した。今回の声明にSNSユーザーからは、「個人的には100点満点に近いリリースだと思う」「非常に理性的な対応で素晴らしい」「ちゃんと問題の本質を捉えていて素晴らしいなと思った」「とても分かりやすく堂々としていて好感持てる」などの声が寄せられた。
本件が、広告・出版・イラストなどのガイドライン整備にどう波及するか、注目である。
江口寿史氏制作イラストに関するご報告
— Zoff_INFO (@Zoff_INFO) October 24, 2025
2018年に実施したキャンペーンにおいて使用したイラストに関し、制作経緯についてのご指摘を受け、事実関係の調査を行いました。
その結果と今後の方針を、以下のとおりお知らせいたします。https://t.co/DpanZHGYPh https://t.co/7ro2N6lltJ
<参考>
Zoff 公式X 2025年10月24日
Zoff「江口寿史氏制作イラストに関するご報告」
※コメントは原文ママ
>次ページ:【実際の投稿】Zoffからの「ご報告」








