節約

捨てるなんてもったいない! 夏に余りがちな「5つのアイテム」の賢い活用法

夏に余りがちな日焼け止め・かき氷シロップ・そうめんなど……。日焼け止めは冬の紫外線対策に、シロップは料理やお菓子作りに、そうめんはアレンジ料理にと、季節を問わず賢く使い切るヒントをご紹介します。

矢野 きくの

矢野 きくの

節約・家事・100円ショップ ガイド

家事アドバイザー・節約アドバイザーとして、家事の効率化、家庭でできるSDGsを中心に、テレビ、講演、連載などで活動。 時短家事術、シニア家事のアドバイスをはじめ、「防災士」として家庭での備え、「食育指導士」の資格も持ち食品ロス削減をテーマにした講演など【著書】シンプルライフの節約リスト(講談社)他。

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そうめん

夏に活躍したそうめん

夏に大活躍したものの、季節が変わって出番が減ったアイテムはありませんか? 「まだ残っているけど、来年まで取っておくのは場所を取る……でも捨てるのはもったいない」とお悩みの人も多いことでしょう。

今回は、日焼け止め、かき氷シロップ、そうめんなど、夏限定と思われがちなアイテムの賢い活用法をご紹介します。

紫外線・虫対策は年中無休!「日焼け止め・虫よけスプレー・蚊取り線香」

日焼け止めや虫よけアイテムは、夏だけのものだと決めつけないでください。

■日焼け止め
日焼け止めは、夏だけでなく1年中の紫外線対策として使うのが理想的です。特に、スキーやスノーボードといったウィンタースポーツを楽しむ際は、雪の照り返しで夏以上に日焼けしやすいので、積極的に使いましょう。

■虫よけスプレー・蚊取り線香
虫よけスプレーは、登山やキャンプなど、季節を問わず自然の中に出掛ける際に役立ちます。蚊取り線香は、ガーデニングや屋外での作業時に、蚊以外の不快な虫を避けるために使えます。

「かき氷シロップ」の万能活用術

かき氷

余りがちなかき氷のシロップもいろいろ使える

カラフルで使い切れないかき氷シロップは、工夫次第でドリンク、おやつ、さらには料理にも使える優れものです。

■カラフルなドリンクにアレンジ
水で割るだけでなく、ほかの飲み物と組み合わせるだけで、見た目も楽しいドリンクになります。

炭酸割り(オリジナルソーダ):炭酸水で割れば、手軽にフレーバーソーダに。メロンシロップにバニラアイスをのせれば、本格的なクリームソーダになります。

牛乳割り(フレーバーミルク):いちごや抹茶などのシロップを牛乳で割ると、甘くて懐かしい味わいのフレーバーミルクが作れます。パステルカラーになるので、見た目もかわいらしいです。

■ゼリー・寒天でプルプルおやつ
シロップの色を生かして、冷たいおやつを作るのに最適です。

簡単ゼリー:粉ゼラチンを溶かした水にシロップを混ぜて冷やし固めるだけで、色鮮やかなフレーバーゼリーができます。炭酸水やサイダーを加えると、シュワシュワの食感も楽しめますよ。

琥珀糖(こはくとう): 寒天や砂糖、シロップで作る和菓子で、「食べられる宝石」とも呼ばれます。キラキラとした見た目が美しく、日持ちもするのでおすすめです。

■お菓子作りの色付け・風味付けに
シロップの色や甘さを、いつものお菓子作りに活用できます。

白玉団子・わらび餅:白玉粉にシロップを混ぜてこねると、カラフルな白玉団子が作れます。わらび餅も、ゆでた後にシロップに漬け込むと、きれいな色と風味をつけられます。

メロンパンの生地:メロンシロップをクッキー生地に混ぜ込むと、簡単にメロン風味のメロンパンが作れます。

■アイス・シャーベットに活用
シロップとほかの材料を混ぜて凍らせるだけで、手作りアイスができます。

キューブアイス:シロップを水や牛乳で割り、製氷皿で凍らせれば、飲み物に入れるカラフルな氷になります。普通の水で作る氷より溶けにくく、最後まで味が薄まりにくいのがうれしいポイントです。

簡単シャーベット:牛乳やヨーグルトと混ぜて凍らせるだけで、手軽にフレーバーシャーベットが作れます。

■料理の調味料として
意外な使い方ですが、シロップは砂糖やみりんの代わりに調味料としても使えます。

煮物:煮物の味付けに砂糖やみりんの一部として使うと、まろやかな甘みが加わります。特にしょうゆを使う煮物なら、シロップの色もほとんど気になりません。

まだまだ食べられる! 「そうめん」の大量消費アイデア

アレンジしたそうめん

アレンジ次第で1年中食べられるそうめん

「そうめんは飽きた!」という人も、洋風から中華風、おやつまで、アレンジ次第で全く違う料理になります。

■炒めてアレンジ「そうめんチャンプルー」
沖縄の定番料理「ゴーヤチャンプルー」のように、そうめんを炒め物にするアレンジです。

作り方:ゆでたそうめんを豚肉やニラ、もやしなどの具材と一緒に炒め、しょうゆや鶏がらスープの素などで味付けをします。

ポイント:伸びてしまったそうめんも炒めることで食感がよみがえり、大量消費にも向いています。

■ 焼いてアレンジ「そうめんチヂミ/お好み焼き」
小麦粉の代わりにそうめんを使って、韓国風のチヂミやお好み焼き風にアレンジします。

作り方:ゆでて食べやすい長さに切ったそうめんに、ニラや卵、チーズなどを加えて混ぜ、フライパンでカリッと焼きます。

ポイント:外はカリカリ、中はモチモチとした新しい食感が楽しめます。

■洋風そうめん(パスタ風)
そうめんをパスタに見立てて、洋風に味付けするアレンジです。

カッペリーニ風:トマトジュースとめんつゆを混ぜたソースにそうめんを絡め、オリーブオイルとバジル、ツナなどでイタリアンに。

明太釜玉バター:ゆでたそうめんに生卵、明太子、バター、しょうゆを絡め、釜玉うどん風に。

■温かいそうめん「にゅうめん」
そうめんを温かい汁で食べるにゅうめんは、冷房で冷えた体にもうれしい一品です。

バリエーション:鶏がらスープや白だしをベースに、担々麺風、ちゃんぽん風、みそ汁に入れるなど、味のバリエーションが豊富です。

■サラダ・生春巻きの具材に
さっぱりと食べたい時は、そうめんをサラダや生春巻きの具材として活用できます。

そうめんサラダ:レタスやキュウリ、ハムなどと一緒にマヨネーズやごまドレッシングなどであえます。

生春巻き:ライスペーパーでそうめん、野菜、豚肉などを巻けば、見た目も華やかに。

 
夏だけと思われがちなアイテムもいろいろと活用法はあります。ぜひこの機会に、余ったアイテムを新たな視点で活用してみてくださいね。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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